
原油高で恩恵を受けるの関連銘柄
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KabuMart調査日:2026年03月27日
原油高で恩恵を受けるの全体像
原油高で恩恵を受けるについて
原油価格の上昇によって、収益増や成長の追い風を受ける企業・業界を指すテーマ。検索結果では、石油・天然ガスの開発企業や石油精製・販売(元売り)、資源関連、商社などが主な対象として挙げられている。 原油高はエネルギー価格の上昇を通じて注目が集まり、関連銘柄への物色が強まりやすいテーマとして扱われている。
原油高で恩恵を受けるの社会的影響
- 石油・天然ガス開発企業は販売単価の上昇が直接収益増につながりやすい
- 石油精製・販売(元売り)や資源関連、商社株に買いが入りやすい
- 原油高がエネルギー価格上昇を通じて、非鉄金属などの市況上昇につながることがある
- 地政学リスクで原油が急騰すると、エネルギー関連株が注目テーマになりやすい
原油高で恩恵を受けるのリスク
- 原油高は多くの日本企業や消費者にとってコスト増要因になる
- ガソリン、灯油、電気・ガス、物流費の上昇を通じて物価上昇と家計圧迫につながる
- 円安と重なるとスタグフレーション懸念が高まり、日本株の下押し要因になりうる
- 輸入物価の上昇で金融政策の自由度が低下しやすい
- 原油価格の高止まりが長期化すると経済への影響が数年に及ぶ可能性がある
原油高で恩恵を受けるの課題
- 原油高の恩恵を受ける企業でも、価格との利幅に左右されやすく収益の安定性に課題がある
- 原油価格の変動要因が総需要・供給・地政学など複合的で、見通しが難しい
- 日本は原油輸入国で中東依存度が高く、調達・供給面の不確実性がある
- 原油高が続くと補助金など政策対応の負担が膨らみ、持続性が課題になる
- 原油高の影響が製造業、輸送、消費まで広く及ぶため、恩恵銘柄の見極めが難しい
関連銘柄を網羅的に紹介します。
INPEX(1605)
原油高で恩恵を受けるにおける役割
原油・天然ガスの開発生産を行い、原油価格上昇で収益増が期待される
原油高で恩恵を受けるにおける強み
- 上流工程(探鉱・開発・生産)に特化しており、原油価格上昇が利益に直結しやすい
- 日本最大級の確認埋蔵量を保有し、資源保有量が大きい
- 株主還元を強化しており、累進配当の方針が示されている
原油高で恩恵を受けるにおけるリスク
- 原油価格が下落すると業績が悪化しやすい
- 円高になると円ベースの売上・利益が目減りする
- 脱炭素化の進展による長期的な需要減退リスクがある
原油高で恩恵を受けるにおける競合
- 石油資源開発(1662):石油・天然ガスの上流開発を手がけ、原油価格の変動で比較されやすい
- ENEOSホールディングス(5020):石油関連大手として、原油相場の影響を受けるテーマ株の比較対象になる
- 出光興産(5019):石油関連大手として、原油価格やエネルギー市況の影響を受ける
- コスモエネルギーホールディングス(5021):石油元売り大手として、原油高局面の関連株として比較されやすい
ENEOSホールディングス(5020)
原油高で恩恵を受けるにおける役割
石油元売り大手で、原油高による製品価格上昇や在庫評価益が追い風
原油高で恩恵を受けるにおける強み
- 上流の資源開発から下流の製品販売までを一気通貫で手がける事業モデル
- 原油高局面で在庫評価益を取り込みやすい
- 国内最大手の石油元売りとして、全国に広がるガソリンスタンド網を持つ
原油高で恩恵を受けるにおけるリスク
- 原油コスト上昇分を製品価格へすぐに十分転嫁できず、マージンが圧縮される
- 競合との価格競争や石油化学製品の供給過剰で収益性が低下する
- ガソリン価格上昇による需要減少懸念がある
- 原油安局面では在庫評価損が発生し、利益を押し下げる
原油高で恩恵を受けるにおける競合
- 出光興産(5019):国内の石油元売り大手として、原油高局面の恩恵や製品販売でENEOSと競合する
- コスモエネルギーホールディングス(5021):国内の石油元売り大手として、原油価格や在庫評価益の影響を受ける競合にあたる
- INPEX(1605):石油・天然ガス開発専業として、原油高で恩恵を受ける資源関連の比較対象になる
出光興産(5019)
原油高で恩恵を受けるにおける役割
石油元売り大手で、原油高による採算改善が見込まれる
原油高で恩恵を受けるにおける強み
- 原油高で在庫評価益が発生しやすい石油元売り事業を持つ
- 資源開発事業(E&P)が原油高で利益拡大しやすい
- 原油高局面で過去最高益となった実績がある
原油高で恩恵を受けるにおけるリスク
- 原油価格が下落すると在庫評価益が剥落しやすい
- 原油高による追い風が一巡すると増収・増益が鈍化しやすい
- 原油価格は地政学要因などで変動が大きく、業績が振れやすい
原油高で恩恵を受けるにおける競合
- ENEOSホールディングス(5020):同じ石油元売り大手で、原油高による在庫評価益や精製・販売面の影響を比較されやすい
- コスモエネルギーホールディングス(5021):石油元売り大手として、原油高局面での収益動向が出光興産と比較されやすい
- INPEX(1605):原油高で増収・増益が期待される資源開発関連として、同テーマの比較対象になりやすい
コスモエネルギーホールディングス(5021)
原油高で恩恵を受けるにおける役割
石油元売り大手で、原油高が業績改善要因になりやすい
原油高で恩恵を受けるにおける強み
- 石油開発事業を持ち、原油高が販売単価上昇に直結しやすい
- アブダビなどで高品質原油の生産権益を保有している
- ヘイル油田などの生産量拡大が業績押し上げに寄与している
原油高で恩恵を受けるにおけるリスク
- 原油価格の下落で収益が悪化し、減収減益や業績下方修正につながる
- 海外市況悪化の影響を受けやすい
- 原油価格は需給や地政学リスク、金融政策、投機資金などで大きく変動する
原油高で恩恵を受けるにおける競合
- ENEOSホールディングス(5020):石油元売り大手で、原油高局面の在庫評価益や市況改善の恩恵を受けやすい
- 出光興産(5019):石油元売り大手で、原油高局面の在庫評価益や市況改善の恩恵を受けやすい
- INPEX(1605):石油・天然ガスの上流開発企業で、原油高による収益改善が見込まれやすい
三菱商事(8058)
原油高で恩恵を受けるにおける役割
資源権益を持つ総合商社で、原油高・資源高の恩恵を受ける
原油高で恩恵を受けるにおける強み
- 原油や天然ガスなどのエネルギー資源の保有権益が大きい
- 原油・天然ガス価格の上昇が利益増に直結しやすい収益構造
- LNG供給に強みがあり、資源高局面で注目されやすい
原油高で恩恵を受けるにおけるリスク
- 原油や天然ガスなど資源価格の下落で収益が悪化しやすい
- 資源分野は価格変動の影響を受けやすい
- 中東情勢の悪化やホルムズ海峡封鎖などで供給網リスクが高まる
原油高で恩恵を受けるにおける競合
- 三井物産(8031):資源権益を持つ大手総合商社で、原油高の恩恵を受ける点で比較対象
- 伊藤忠商事(8001):五大商社の一角として比較されるが、資源高テーマでは総合商社同士の競合相手
- 住友商事(8053):資源高の追い風を受ける大手総合商社として同業比較の対象
三井物産(8031)
原油高で恩恵を受けるにおける役割
資源権益を持つ総合商社で、原油高・資源高が収益押し上げ要因
原油高で恩恵を受けるにおける強み
- エネルギー上流権益を多く保有し、原油高が利益に直結しやすい
- LNGの物流・販売に強みがあり、エネルギー価格上昇局面で恩恵を受けやすい
- 「資源の三井」とされる圧倒的な資源ポートフォリオを持つ
- 資源開発や事業ポートフォリオの厚みがあり、資源高局面で収益を押し上げやすい
原油高で恩恵を受けるにおけるリスク
- 原油安や資源安が進むと減益や減損につながりやすい
- 円高が進むと資源高の追い風が相殺され、業績悪化要因になり得る
- 販売価格への油価反映にタイムラグがあり、期ずれの影響を受ける
- 供給網リスクや中東情勢など、エネルギー市況に連動する外部環境の影響を受けやすい
原油高で恩恵を受けるにおける競合
- 三菱商事:資源エネルギー分野の収益比率が高く、原油・天然ガス高の恩恵を受けやすい同業総合商社
伊藤忠商事(8001)
原油高で恩恵を受けるにおける役割
資源関連事業を持つ総合商社で、原油高・資源高の恩恵が期待される
原油高で恩恵を受けるにおける強み
- 非資源分野(食料、繊維、情報など)に強く、収益が安定しやすい
- 収益の約7〜8割を非資源分野が占め、資源価格変動の影響を受けにくい
- 食品流通やコンビニなど生活消費分野に強みがある
原油高で恩恵を受けるにおけるリスク
- 原油高の背景にある地政学リスクの高まり
- 中東・ペルシャ湾周辺で調達する原油や石油製品の出荷に影響が出る可能性
原油高で恩恵を受けるにおける競合
- 三菱商事:資源分野比率が高く、原油高の恩恵を受けやすい総合商社として比較対象になる
- 三井物産:エネルギーや金属など資源分野に強く、原油高局面で競合として比較されやすい
石油資源開発(1662)
原油高で恩恵を受けるにおける役割
石油・天然ガスの開発を手掛け、原油高で採算改善が見込まれる
原油高で恩恵を受けるにおける強み
- 石油・天然ガスの上流事業(探鉱・開発・生産)が主軸で、原油価格の上昇が利益に直結しやすい
- 探鉱・開発・生産から輸送・販売までを含む総合技術力がある
- 天然ガスの安定供給を支える事業基盤を持つ
原油高で恩恵を受けるにおけるリスク
- 原油・天然ガス価格の変動に業績が大きく左右される
- 探鉱・開発・生産・輸送の各段階で操業上の事故や災害が起こるリスクがある
- 資源価格、為替、地政学リスクの影響を受けやすい
- 事業環境の変化により配当が変動する可能性がある
原油高で恩恵を受けるにおける競合
- INPEX(1605):同じ石油・天然ガスの上流開発を手掛け、原油高の恩恵を受けやすい競合
- ENEOSホールディングス:原油高メリットの比較対象となる石油元売り大手で、エネルギー関連の競合
- 出光興産:石油元売り大手として原油価格の変動の影響を受ける競合
- コスモエネルギーホールディングス:石油元売り・エネルギー関連企業として原油高局面の比較対象になる競合
K&Oエナジーグループ(1663)
原油高で恩恵を受けるにおける役割
天然ガスの開発・販売を行い、エネルギー価格上昇の恩恵を受けやすい
原油高で恩恵を受けるにおける強み
- 千葉県に国内最大級の水溶性天然ガス田を保有している
- 天然ガスの生産から供給までを一貫して手がける
- 海外輸入に依存しないため、原油高や為替変動による仕入れコスト増の影響を受けにくい
- 原油高で国産天然ガスの価格競争力が高まり、代替需要を取り込みやすい
原油高で恩恵を受けるにおけるリスク
- 原油価格が下落すると国産天然ガスの相対的な価格競争力が低下し、需要が減少する
- 株価が原油価格や中東の地政学的リスクに敏感で、情勢が沈静化すると調整しやすい
原油高で恩恵を受けるにおける競合
- INPEX(1605):国内の資源開発・天然ガス関連で比較対象になりやすい
- 石油資源開発(1662):国内の資源開発・エネルギー関連で競合・比較対象になりやすい
- 京葉ガス(9539):ガス供給事業で事業領域が近く、比較対象になりやすい
富士石油(5017)
原油高で恩恵を受けるにおける役割
独立系の石油精製会社で、原油高による在庫評価益が期待される
原油高で恩恵を受けるにおける強み
- 原油高局面で在庫評価益が利益を押し上げやすい
- 袖ケ浦製油所の減圧残油熱分解装置(ユリカ装置)による高付加価値化・コスト競争力がある
- 世界唯一の高度な重質油分解設備を保有している
原油高で恩恵を受けるにおけるリスク
- 製油所の修理や定期修理の長期化で原油処理量が落ち込みやすい
- 修繕費の高騰が利益を圧迫する
- 在庫影響が利益を大きく振れさせやすい
- 採算が悪化した海外の石油開発事業からの撤退が示すように、事業環境悪化時の収益悪化リスクがある
- 2025年度は大規模定期修理年度で、赤字が大きいとされている
- 2026年1月20日に上場廃止・出光興産の完全子会社化となる
原油高で恩恵を受けるにおける競合
- ENEOSホールディングス:国内の石油元売り大手で、原油高局面では在庫評価益の面で富士石油と比較される
- 出光興産:国内の石油元売り大手で、原油高局面では在庫評価益の面で富士石油と比較される
- コスモエネルギーホールディングス:国内の石油元売り大手で、原油高局面では在庫評価益の面で富士石油と比較される
日本精蝋(5010)
原油高で恩恵を受けるにおける役割
ワックス専業メーカーで、原材料高を製品価格へ転嫁しやすい
原油高で恩恵を受けるにおける強み
- 国内唯一のワックス専業メーカーで、国内シェア約8割とされる
- 原油高局面で製品価格への転嫁がしやすい構造がある
- 高付加価値戦略を進めており、高機能ワックス需要の取り込みが期待できる
- ワックスを世界約30カ国へ輸出している
原油高で恩恵を受けるにおけるリスク
- 原料油を東南アジア産原油に大きく依存しており、調達先の偏りがある
- 仕入価格の急騰が製品価格への転嫁を上回ると、採算が悪化する可能性がある
- 中東情勢などによる原料供給網の混乱で、安定調達が難しくなるリスクがある
- 汎用品は海外メーカーとの競争激化で販売価格が下落基調にある
原油高で恩恵を受けるにおける競合
- 調査結果には明確な記載がありません。
日本コークス工業(3315)
原油高で恩恵を受けるにおける役割
石炭の輸入販売とコークス製造を手がけ、原油高局面で代替需要が意識されやすい
原油高で恩恵を受けるにおける強み
- 原油価格高騰局面で、代替エネルギー関連銘柄として注目されやすい
- 石炭・コークス大手で、原油高に伴う石炭・コークス需要シフトの恩恵を受けやすい
- コークス事業に加え、燃料・資源リサイクル事業や総合エンジニアリング事業も展開している
原油高で恩恵を受けるにおけるリスク
- 北九州事業所の老朽化したコークス炉を休止する予定で、設備面の課題がある
- 老朽炉の休止に伴い、約50億円の減損損失を計上する予定である
原油高で恩恵を受けるにおける競合
- 三井松島ホールディングス:原油高の恩恵を受ける石炭株として同じテーマで比較されやすい
東洋エンジニアリング(6330)
原油高で恩恵を受けるにおける役割
石油・ガス開発関連のプラントエンジニアリングを手掛け、原油高で産油国の設備投資増が追い風になる
原油高で恩恵を受けるにおける強み
- 肥料・石油化学プラントに特化し、原油高局面の設備投資増の恩恵を受けやすい
- アンモニア、尿素、エチレンで世界的な技術力と実績がある
- 燃料アンモニア分野で先行している
原油高で恩恵を受けるにおけるリスク
- 原油高で鋼材・樹脂などの資材や輸送費が上昇し、採算を圧迫する
- 一括請負契約では建設期間中のコスト増が逆ザヤや損失につながる
原油高で恩恵を受けるにおける競合
- 日揮ホールディングス(1963):同じ国内大手プラントエンジニアリング企業で、エンジニアリング御三家の競合として挙げられている
- 千代田化工建設(6366):同じ国内大手プラントエンジニアリング企業で、エンジニアリング御三家の競合として挙げられている
日揮ホールディングス(1963)
原油高で恩恵を受けるにおける役割
原油高を背景に産油国の石油・ガスプラント投資拡大で受注増が期待されるプラントエンジニアリング企業
原油高で恩恵を受けるにおける強み
- 世界屈指のプロジェクト遂行能力を持つ独立系プラントエンジニアリング企業
- 原油高で産油国の経済が潤う局面では、プラント建設需要の増加を取り込みやすい
- LNGプラントや製油所など、石油・ガス関連の大型案件に実績がある
原油高で恩恵を受けるにおけるリスク
- 固定価格契約では、原油高に伴う資材・物流コスト上昇を顧客に転嫁しにくく、利益率が圧迫される
- 世界的なインフレで人件費や機材費が上昇し、コストオーバーランが発生しやすい
- 追加工事費用の発生で、プロジェクト採算が悪化し赤字につながる可能性がある
原油高で恩恵を受けるにおける競合
- 千代田化工建設:同じプラントエンジニアリング企業で、LNGや石油・ガス関連案件を争う競合
ニチレキ(5011)
原油高で恩恵を受けるにおける役割
道路舗装用アスファルト乳剤を扱い、原油高局面で価格転嫁や在庫評価益が期待される
原油高で恩恵を受けるにおける強み
- アスファルト乳剤で国内シェアトップ
- 道路の補修・修繕に使う舗装分野に強い
- 道路舗装工事に加え、橋梁床版防水、上下水道、その他土木工事まで手がける
原油高で恩恵を受けるにおけるリスク
- 主原料のアスファルトが原油由来のため、原油高は原材料コストの増大につながる
- 原材料高を製品価格や工事金額へ転嫁するまでに時間差があり、短期的に利益率が圧迫される
- 物価上昇で道路整備などの公共工事予算が実質的に目減りし、発注量や工期見直しのリスクがある
- 物流コストの増大
原油高で恩恵を受けるにおける競合
- 日本道路(1884):道路舗装・舗装材料や工事を手がける同業で、ニチレキと同じ道路関連市場で競合する
ユシロ化学工業(5013)
原油高で恩恵を受けるにおける役割
金属加工油剤メーカーで、原油高に伴う原料価格変動の影響を受けつつ価格改定が焦点になる
原油高で恩恵を受けるにおける強み
- 金属工作油剤で国内・世界ともにトップクラスのシェアを持つ
- 自動車産業向けの強固な顧客基盤がある
- 原油・ナフサ高に対して製品価格への転嫁力が高い
- 北米・アジア・欧州などグローバルに事業展開している
原油高で恩恵を受けるにおけるリスク
- 原油価格上昇は原材料コスト増大に直結する
- 価格転嫁が遅れたり不十分だと収益を圧迫する可能性がある
原油高で恩恵を受けるにおける競合
- MORESCO(5018):同じく金属加工油剤や石油系化学製品を扱い、比較対象になりやすい
- 協同油脂株式会社:金属加工油剤の分野で競合しうるメーカーとして挙がっている
MORESCO(5018)
原油高で恩恵を受けるにおける役割
特殊潤滑油など石油派生の高付加価値製品を扱い、原油高で製品価格転嫁が意識される
原油高で恩恵を受けるにおける強み
- 特殊潤滑油や真空ポンプ油など、代替の効きにくいニッチ製品群で高い市場シェアを持つ
- 流動パラフィンやダイカスト用離型剤などで国内トップクラスの地位を築いている
- 原料高に対して販売価格への反映を進める価格転嫁力がある
- 高付加価値製品を持つ
原油高で恩恵を受けるにおけるリスク
- 原油高はナフサなど原材料コストの上昇要因になる
- 原材料価格は原油価格の変動や為替の影響を受ける
- 価格転嫁が遅れると利益を圧迫する
原油高で恩恵を受けるにおける競合
- 出光興産(5019):潤滑油市場で国内シェア1位とされ、MORESCOの最大の競合として挙げられている
- シェルルブリカンツジャパン株式会社:潤滑油メーカーの主要企業シェアランキングに挙がる同業他社
ビーピー・カストロール(5015)
原油高で恩恵を受けるにおける役割
自動車用潤滑油を展開し、石油系原料の上昇局面で価格転嫁が注目される
原油高で恩恵を受けるにおける強み
- 世界的ブランド「カストロール」の高い認知度がある
- ブランド力を背景に、原材料高騰分を製品価格へ転嫁しやすい
- 高付加価値製品や超低粘度オイル、カーボンニュートラル認定製品の販売を進めている
原油高で恩恵を受けるにおけるリスク
- 原油高でベースオイルなど原材料コストが上昇し、利益を圧迫する
- 新車販売台数の伸び悩みにより、自動車用オイルの販売増が期待しにくい
- 販売競争の激化で採算が悪化しやすい
原油高で恩恵を受けるにおける競合
- ENEOSホールディングス(5020):原油価格の影響を受ける石油業界の国内大手として比較対象になりやすい
- 出光興産:原油価格の影響を受ける石油業界の国内大手として比較対象になりやすい
- MORESCO(5018):潤滑油関連で原油価格や高付加価値製品の動向が比較されやすい
岩谷産業(8088)
原油高で恩恵を受けるにおける役割
総合エネルギー・ガス事業を展開し、原油高局面で関連テーマとして言及される
原油高で恩恵を受けるにおける強み
- LPガス国内トップシェアの供給網を持ち、原油高に伴う仕入れ上昇分を販売価格へ転嫁しやすい
- 安価に仕入れた在庫の評価益が、原油高局面で利益押し上げ要因になりやすい
- 堺LPG輸入ターミナルなど自社インフラを保有し、調達から販売まで一貫対応できる
- LPガスだけでなく、産業ガスや水素なども扱い、エネルギー需要を取り込みやすい
原油高で恩恵を受けるにおけるリスク
- LPガスの仕入価格が原油価格や為替に連動し、急騰時は調達コストが上昇しやすい
- 家庭用ガス料金への価格転嫁にタイムラグがあり、短期的に利益率が圧迫される
- 暖冬だと家庭用LPガス需要が伸びず、原油高でも販売数量が伸びにくい
- ヘリウムの調達途絶懸念があり、産業ガス事業の供給面リスクになりうる
- ガス価格が弱い局面では収益改善が進みにくい
原油高で恩恵を受けるにおける競合
- 調査結果には明確な記載がありません。
三井海洋開発(6269)
原油高で恩恵を受けるにおける役割
浮体式石油・ガス生産設備を手がけ、原油高で海洋油田開発需要の増加が追い風
原油高で恩恵を受けるにおける強み
- FPSO(浮体式生産貯蔵積出設備)の設計から運営までを一貫して手掛ける
- 原油高で石油メジャーの海洋開発投資が活発化し、受注増につながりやすい
- リースやチャーターを含む長期案件を持ち、収益機会を取りやすい
原油高で恩恵を受けるにおけるリスク
- 海洋石油・ガスの建造・運営は事故やトラブルの影響を受けやすい
- 顧客である石油メジャーの海洋開発投資意欲に業績が左右されやすい
- 低炭素原油やCCS関連の取り組みは実用化まで時間を要する
原油高で恩恵を受けるにおける競合
- SBM Offshore:FPSO分野で三井海洋開発と並ぶ世界有数の競合として挙げられている
いであ(9768)
原油高で恩恵を受けるにおける役割
海洋開発に伴う環境調査や影響評価の需要増加が見込める
原油高で恩恵を受けるにおける強み
- 洋上風力発電の環境影響評価や設計に強みがある
- 海洋調査に強く、資源開発やエネルギー関連投資の受注機会を取り込みやすい
- 土壌・地下水汚染調査、生物多様性保全など高度な環境分析技術を持つ
- 脱炭素社会やエネルギー安全保障のニーズを捉えやすい
原油高で恩恵を受けるにおけるリスク
- 直近決算で純利益が18.4%減少しており、利益変動がある
原油高で恩恵を受けるにおける競合
- 調査結果には明確な記載がありません。
古河機械金属(5715)
原油高で恩恵を受けるにおける役割
資源開発向けの機械やさく岩機を供給し、開発投資の活発化が追い風
原油高で恩恵を受けるにおける強み
- ロックドリルが世界トップ級のシェアで、鉱山・土木用機械に強い
- 原油高で資源開発・採掘需要が増える局面では受注拡大の恩恵を受けやすい
- 創業150年で培った耐久性と技術力があり、過酷な環境向け製品に強い
- 金属事業で銅・金などの価格上昇が利益拡大につながる
原油高で恩恵を受けるにおけるリスク
- 燃料費や原材料費、物流費の上昇が機械事業・金属事業の利益を圧迫しやすい
- 原油高に伴う円安進行で、海外調達の輸入コストが増える可能性がある
- 脱炭素・気候変動対応で、電動化などへの研究開発費や設備投資が必要になる
原油高で恩恵を受けるにおける競合
- Caterpillar:鉱山機械市場の主要企業で、古河機械金属と同じ採掘・建機需要を狙う
- AB Volvo:鉱山機械・建機のグローバル競合として挙げられている
- Terex:鉱山機械・建機のグローバル競合として挙げられている
中外鉱業(1491)
原油高で恩恵を受けるにおける役割
原油高に伴う資源・非鉄金属市況の上昇で恩恵を受けやすい非鉄金属関連
原油高で恩恵を受けるにおける強み
- 原油高局面では金価格上昇が追い風になりやすい
- スクラップから貴金属を精製・再利用するリサイクル事業が主力
- 金相場上昇により貴金属事業が好調になりやすい
原油高で恩恵を受けるにおけるリスク
- 恩恵は金価格との連動に依存し、金相場が反落すると追い風が弱まる
- 原油高の効果が直接業績に出るのではなく、金価格を介した間接的なテーマである
- 原油高は物流費や電力コストの上昇も招くため、事業環境全体では逆風もあり得る
原油高で恩恵を受けるにおける競合
- I(NPEX):原油高で業績が直結しやすい石油・天然ガス開発銘柄として比較される
- E(NEOS):原油高メリットの代表的なエネルギー関連銘柄として比較される
住友商事(8053)
原油高で恩恵を受けるにおける役割
原油・天然ガスなどの資源権益を保有し、原油高で収益が伸びやすい総合商社
原油高で恩恵を受けるにおける強み
- 世界トップクラスのシェアを持つ油井管事業があり、原油高で掘削活動が活発化すると需要増が見込める
- 自社で保有する石油・天然ガスの上流権益があり、原油価格上昇で販売価格や利益が押し上がる
- 非資源分野にも強みがあり、メディア・デジタル、不動産などを含むバランスの取れた事業ポートフォリオを持つ
原油高で恩恵を受けるにおけるリスク
- 資源価格が急落すると、資源権益の収益悪化や減損損失が発生するリスクがある
- 商品市況への依存が大きく、原油高の反動が業績に直撃しやすい
- 脱炭素シフトが進むと、石油・ガス関連資産が座礁資産になるリスクがある
原油高で恩恵を受けるにおける競合
- 三菱商事(8058):大手総合商社で、資源・エネルギー分野の比率が高く、原油高の恩恵を受ける点で競合する
- 三井物産(8031):大手総合商社で、資源・エネルギー分野が強く、原油高の恩恵を受ける点で比較対象になりやすい
- 丸紅(8002):総合商社として原油高局面での資源関連事業が比較対象となる
- 伊藤忠商事(8001):大手総合商社として、原油高で恩恵を受ける商社株の比較対象になる
丸紅(8002)
原油高で恩恵を受けるにおける役割
石油・ガス開発事業を持ち、原油高でエネルギー関連収益が追い風になりやすい総合商社
原油高で恩恵を受けるにおける強み
- エネルギー・金属資源の権益を保有しており、原油高が利益増加に直結しやすい
- 原油や資源価格の上昇局面で、収益のアップサイドを取り込みやすい
原油高で恩恵を受けるにおけるリスク
- 原油高による原材料費・物流費の上昇が、非資源部門の利益率を圧迫する可能性がある
- 繊維や食料などでコスト上昇を価格転嫁できないと、利益が悪化する可能性がある
- 原油価格が反落した場合、保有する資源権益で減損損失が発生するリスクがある
- 市況依存度が高く、資源価格の変動で業績が振れやすい
原油高で恩恵を受けるにおける競合
- 三菱商事:エネルギー・資源分野の収益比率が高い総合商社として、原油高の恩恵を受ける点で競合
- 三井物産:原油や天然ガスなどの権益を保有する総合商社として、資源高局面で競合
- I(NPEX):直接的に資源開発を手がける企業として、原油高メリットを受ける資源関連企業の競合
豊田通商(8015)
原油高で恩恵を受けるにおける役割
資源開発やエネルギー関連事業を手がけ、原油高の恩恵を受けやすい総合商社
原油高で恩恵を受けるにおける強み
- 資源権益の保有比率が低く、原油価格変動に左右されにくい安定した収益構造
- 非資源分野、とくに自動車関連を主力としており、原油高局面でも事業基盤が崩れにくい
- トヨタグループを中心とした自動車関連の取引・物流網を持つ
原油高で恩恵を受けるにおけるリスク
- 船舶や航空機の燃料費上昇で物流・輸送コストが増え、利益率を圧迫する
- 主要顧客であるトヨタ自動車の生産コスト上昇や減産が、部品供給・車両物流の取扱量減少につながる
- 原油価格がピークアウトした場合、在庫評価損や資源権益の減損が業績の押し下げ要因になりうる
原油高で恩恵を受けるにおける競合
- 三菱商事:資源エネルギー分野の比率が高く、原油高の恩恵を受けやすい大手総合商社として比較対象になりやすい
- 三井物産:原油・天然ガスなどの資源権益を多く保有し、原油価格上昇の恩恵を受けやすい競合として挙げられている
まとめ
本記事ではKabuMartの独自調査結果をまとめました。投資の参考にしてみてください。
また、KabuMartでは本記事のような調査を利用者の方も実施することができます。