
量子コンピュータの関連銘柄
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KabuMart調査日:2026年04月09日
量子コンピュータの全体像
量子コンピュータについて
量子コンピュータは、原子や電子などのミクロな世界に従う「量子力学」の法則・原理を応用して計算を行う次世代のコンピュータです。[[1]]( 従来のコンピュータが情報を「0か1」のように扱うのに対し、量子コンピュータは「0でもあり1でもある」という性質(重ね合わせ)などの量子の性質を利用して情報処理を行う点が特徴として説明されています。[[1]](
量子コンピュータの社会的影響
- 特定の複雑な計算領域で、圧倒的な処理能力を発揮し得る(単なるスーパーコンピュータの高速化を超える可能性)
- 産業・経済への恩恵として、2040年頃に約120兆円規模の経済価値を創出するといった試算が挙げられている
- 新材料・創薬への波及が期待されており、分子レベルのシミュレーション等が加速するとされる
- 最適化(物流の配送ルート、交通渋滞の解消、金融ポートフォリオの最適化など)で、選択肢の中から正解を導く課題をより速く解ける可能性が示されている
- 社会基盤への脅威(暗号を含む領域への影響の可能性)が示唆されている
量子コンピュータのリスク
- 現代の暗号通信が破られるセキュリティ面のリスク
- 技術の未成熟さに伴う運用・移行上の課題
- 量子コンピュータは従来より安定性に欠け、エラーが発生しやすい傾向が指摘されている
量子コンピュータの課題
- 計算の正確性(エラー訂正)と、ハードウェアの大規模化が主要な課題として整理されている
- 誤り訂正に向けて、多数の物理量子ビットが必要になるという課題が挙げられている
- 量子コンピュータの実機立ち上げに向けて、ハードウェア・ミドルウェア・ソフトウェアといった要素の整備が課題として挙げられている
- 冷却技術の進展など、運用に関わる技術面の課題が言及されている
関連銘柄を網羅的に紹介します。
富士通(6702)
量子コンピュータにおける役割
量子コンピュータ開発(擬似量子計算機「デジタルアニーラ」等)
量子コンピュータにおける強み
- 量子コンピュータと古典コンピュータ(HPC)を最適に組み合わせる「ハイブリッド・コンピューティング」の実装力
- スーパーコンピュータ「富岳」で培った並列計算技術を活用し、量子デバイスが苦手な部分をスパコンで補う体制
- 実用化を加速する「計算リソースの効率化」に取り組んでいる
量子コンピュータにおけるリスク
- 技術的実現性の難易度(誤り訂正の壁)—誤り耐性の実現に数百万以上の量子ビットが必要とされ、256量子ビット機だけでは実用的な大規模計算まで距離がある
- 今後数年で目に見えるビジネス成果が出せない場合、投資が冷え込む「量子冬の時代」を迎えるリスク
- 社会実装に向けたコストと時間の壁があること
量子コンピュータにおける競合
- 調査結果には明確な記載がありません。
日本電気(6701)
量子コンピュータにおける役割
超伝導量子ビット等を用いた量子コンピュータ開発・量子アニーリングサービス提供
量子コンピュータにおける強み
- 1999年に「超伝導量子ビット」の動作を世界で初めて実証した先駆者としての歴史
- 量子アニーリング方式(組み合わせ最適化)と、量子ゲート方式(汎用型)の両面で研究開発を進める体制
- 量子アニーリングにおいて「全結合」超伝導量子ビットで世界最高レベルの到達に関する記述
量子コンピュータにおけるリスク
- 量子コンピュータの実用化により、RSA暗号などの公開鍵暗号が短時間で解読されるセキュリティ上の脅威
- 量子コンピュータ分野での事業競争上の課題(競争激化による事業面の不利)
量子コンピュータにおける競合
- 富士通:量子コンピュータ分野における国内IT・電機大手として比較対象になりやすい
- NTT:量子コンピュータ分野における国内通信・IT系大手として比較対象になりやすい
- 日立製作所:量子コンピュータ分野における国内IT・電機大手として比較対象になりやすい
- IBM:量子コンピュータ分野のグローバル企業として比較対象になりやすい
- Google:量子コンピュータ分野のグローバル企業として比較対象になりやすい
日立製作所(6501)
量子コンピュータにおける役割
量子ビット方式などの量子コンピュータ研究開発の推進
量子コンピュータにおける強み
- 既存の半導体技術を転用できる「シリコン方式」に特化して量子コンピュータ開発を進めている
- 実用的な最適化計算を可能にする独自の「CMOSアニーリング」技術を持つ
- シリコン量子コンピュータの大規模化と安定動作を可能にする新制御技術を開発している
- 量子コンピュータの実用化に向け、量子ビットの寿命を「100倍以上」長く安定化させる操作技術を開発している
- 「実用化へのロードマップ」を掲げ、技術を組み込んだ実用的な量子コンピュータを社会に提供することを目標としている
量子コンピュータにおけるリスク
- 実用化までの長期化リスク(2027年までのクラウド公開、2030年の1,000量子ビット試作機開発を目指すが、計画通りに進まない可能性)
- 実用的な「量子誤り訂正」の実装に高度な技術が必要で、開発遅延につながるリスク
- 技術競争の激化(超電導など他方式を採用する競合との開発競争により、シリコン方式が標準にならない可能性)
- 高コストと専門性の壁(量子コンピュータはコストや専門性が課題となり得る)
- 量子コンピュータ普及による社会的セキュリティリスク(暗号解読リスク)
量子コンピュータにおける競合
- 富士通(6702):量子コンピュータに対抗する専用LSI等の技術で比較対象になり得るため
- D-Wave:日立が「D-Waveの量子コンピュータに対抗する新型」を開発した趣旨で言及されており、比較対象になり得るため
- フィックスターズ(3687):量子コンピューターの活用支援事業を展開する関連企業として取り上げられており、量子計算の実用化・活用面で比較対象になり得るため
日本電信電話(9432)
量子コンピュータにおける役割
光量子技術を用いた量子コンピューティング関連の取り組み
量子コンピュータにおける強み
- 世界トップレベルの光通信技術を応用した「光方式(光量子コンピュータ)」に強みがある
- 大容量光通信の実現に欠かせない技術の研究開発を担い、それらを量子コンピュータへ応用している
- 量子光を操り「常温で使え」るとされる取り組みに関する内容がある
- OptQCと連携し、世界トップレベルの性能と世界最小サイズとなる光量子コンピューターの開発を表明している
- 1980年代初頭から量子技術の研究に取り組んでいる
量子コンピュータにおけるリスク
- 量子コンピュータの能力により、RSA暗号など既存の公開鍵暗号が短時間で解読できる可能性がある(サイバーセキュリティ上の脅威)
- 耐量子暗号(PQC)や量子暗号通信への移行には多大なコストと時間がかかるという対策負担がある
- 量子技術実用化の前に「量子エラー抑制技術」といった技術的な壁を打ち破る必要がある
量子コンピュータにおける競合
- 富士通:量子コンピュータの社会実装に向けた量子技術の研究開発(Fujitsu Quantum)が挙げられており、技術面で比較対象になりやすい
- NEC:量子人材育成(量子コンピューター分野)に関する連携記事で名前が挙がっており、国内の取り組み企業として比較対象になりうる
- D-Wave:先行した「ディーウェーブ」を他陣営が追うという文脈で言及されており、量子コンピューティングの方式面で比較対象になりうる
オキサイド(6521)
量子コンピュータにおける役割
量子コンピュータ関連領域に取り組む企業(材料・デバイス関連として言及)
量子コンピュータにおける強み
- 調査結果には明確な記載がありません。
量子コンピュータにおけるリスク
- 調査結果には明確な記載がありません。
量子コンピュータにおける競合
- 調査結果には明確な記載がありません。
フィックスターズ(3687)
量子コンピュータにおける役割
量子コンピューティングモデルを用いた高速化サービスや量子アニーリングマシンのクラウドアクセスを提供
量子コンピュータにおける強み
- 「パフォーマンスエンジニアリング(計算高速化技術)」をベースにした実用化への実装力
- 量子コンピューティング活用支援に関する取り組み(開発サービス:Fixstars Amplifyを含む)
- 量子化学用の量子回路シミュレーションで「世界最大」の成功(最大問題サイズ:H2O分子で42スピン軌道系)
- 物流倉庫における人員配置最適化の社会実装開発
- 鉱石資源の配合最適化により鉱山収益を「5〜10%」向上
量子コンピュータにおけるリスク
- 実用化までの不確実性(エラー訂正や論理量子ビット等は発展途上で、完全な実用化に数年以上かかるとされ、短期間で収益化するかは不透明)
- 市場競争の激化(国内大手:富士通やNTT、米国勢:IBM、Google、D-Wave等との開発・市場獲得競争)
- 研究開発コストの負担(高度専門人材の確保や最新技術への投資に多額の費用がかかる)
- 株式投資上のリスクが存在(リスク分類として「株式投資上のリスク」を掲示)
量子コンピュータにおける競合
- 富士通(Fujitsu):量子コンピューティング環境(デジタルアニーラ等)を通じ、組合せ最適化問題向けの計算基盤としてフィックスターズとユースケース開拓で直接競合する趣旨が記載
- NTT:量子コンピュータ関連の開発・市場獲得競争の相手として言及されており、国内大手として競合になり得る
- IBM:量子コンピュータ領域での開発・市場獲得競争の対象として米国勢に挙げられている
- Google:量子コンピュータ領域での開発・市場獲得競争の対象として米国勢に挙げられている
- D-Wave:量子コンピュータ領域での開発・市場獲得競争の対象として米国勢に挙げられている
- テラスカイ:量子コンピュータ関連として列挙されており、テーマ上の比較対象になりやすい旨が示されている
- エヌエフホールディングス:量子コンピュータ関連として列挙されており、テーマ上の比較対象になりやすい旨が示されている
- HPCシステムズ:量子コンピュータ関連として列挙されており、テーマ上の比較対象になりやすい旨が示されている
HPCシステムズ(6597)
量子コンピュータにおける役割
量子化学計算などの研究開発環境の構築支援(量子コンピュータ開発企業との業務提携を通じて)
量子コンピュータにおける強み
- 量子化学計算への深い専門性(大学・官公庁の研究開発向けに培った計算化学ノウハウ)
- HPC(高性能計算)技術との融合により、量子コンピュータの初期応用先(量子化学計算)で具体的な計算手法やシステム構成を提案できるインテグレーション能力
- QunaSysとの資本業務提携(量子コンピュータ応用・MI向けプラットフォーム提供での連携、共同実証の開始が言及されている)
量子コンピュータにおけるリスク
- 量子コンピューティングは開発途上の技術であり、実用化に向けた高い障壁があること
- 量子コンピュータは外部環境の影響を受けやすく、計算中にエラーが発生しやすいこと
量子コンピュータにおける競合
- QunaSys:量子コンピュータの産業応用(シミュレーション・受託計算)や、量子化学計算に特化したソフトウェア開発の領域で比較対象になり得る(補完関係の側面がある一方、機能的に競合となる側面があると記載)
- 富士通(Fujitsu Quantum):量子コンピュータの社会実装に向けて量子技術の研究開発を行う企業として、量子コンピュータ領域の比較対象になり得る
テラスカイ(3915)
量子コンピュータにおける役割
量子コンピュータの計算リソースをクラウド経由で提供するプラットフォーム事業
量子コンピュータにおける強み
- 子会社Quemixを通じた高度な計算アルゴリズム開発力
- 従来コンピュータ(古典計算)と量子コンピュータを組み合わせたハイブリッドコンピューティング提供(機械学習・数理最適化など)
- 材料開発(量子化学)への特化(磁性材料のシミュレーションソフトウェア開発等)
- 世界初・業界初の実証成果
- 本田技研工業(Honda)との共同開発(量子状態を読み出す新技術)
量子コンピュータにおけるリスク
- 子会社Quemixを通じた先行投資の不確実性
- 量子技術特有の実用化ハードルがあること
- 量子技術は外界の熱や磁場などのノイズに起因するエラーが多発するため、誤り対策が課題になり得ること
量子コンピュータにおける競合
- 富士通:量子コンピュータの社会実装に向けた量子技術の研究開発を行う企業として比較対象に挙げられているため
- IBM:量子コンピューティング関連の主要企業(比較・選択肢)として挙げられているため
- エヌエフホールディングス(6864):量子コンピューター関連銘柄としてテラスカイと並んで挙げられているため
- HPCシステムズ(6597):量子コンピューター関連銘柄としてテラスカイと並んで挙げられているため
グリッド(5582)
量子コンピュータにおける役割
量子機械学習のアルゴリズム開発や研究分野での実務応用に注力
量子コンピュータにおける強み
- 電力網(スマートグリッド)の最適化に量子計算を用いることで、従来のスパコンで数日〜数週間かかる複雑な計算を数分で行える可能性
- グリッドの効率と柔軟性が飛躍的に向上する(前提として量子計算が最適化に寄与する)
- 電力システムの運用コスト低減につながる(自動化・最適化による)
量子コンピュータにおけるリスク
- 量子コンピュータによって、公開鍵暗号(RSAや楕円曲線暗号など)が短時間で解読される可能性があるなど、セキュリティ脆弱化リスク
- 運用インフラの物理的制約がボトルネックとなるリスク
量子コンピュータにおける競合
- IBM:量子コンピュータ「IBM Q」を使った取り組みが示されており、量子計算資源・実装面で比較対象になりうるため
- アルファベット:量子コンピュータの開発に取り組む大手企業として言及されており、競争相手になりうるため
- IQM Quantum Computer:量子技術のオンプレミス/クラウド提供などの戦略が示されており、量子コンピューティング・サービス面で競合になりうるため
- 東芝:量子鍵配送(QKD)分野の研究開発に言及があり、量子関連のセキュリティ/通信領域で比較対象になりうるため
- D-Wave:商用量子コンピューティング企業として言及されており、量子コンピューティング供給側で競合になりうるため
ABEJA(5574)
量子コンピュータにおける役割
量子コンピュータ関連の計算・AI実装に関わるサービス/取り組み
量子コンピュータにおける強み
- 量子コンピュータそのもののハードウェアを製造するのではなく、量子コンピュータをビジネスに活用するための「ソフトウェア」や「アルゴリズム」の研究開発に注力
- AI(ディープラーニング)の実装・運用知見を基盤に、量子コンピューティング領域のソフトウェア研究開発に取り組む
- 量子アニーリングにも着手している
量子コンピュータにおけるリスク
- 量子コンピュータは実用的なレベル(量子優位性の確立)に達するまでにコストと時間がかかり得る
- ゲート型量子コンピュータの進展により、公開鍵暗号技術が解読される可置信があるといったセキュリティ面のリスクが議論されている
- 現状、量子コンピュータそのものに起因するABEJA特有の具体的なリスクが社会問題化しているわけではない旨が示されている
量子コンピュータにおける競合
- 富士通:量子コンピュータのテクノロジー(社会実装に向けた量子技術の研究開発)として言及されており、量子コンピューティング領域で比較対象になりやすい
- Alphabet(Google):量子コンピューティング関連株として言及されており、量子技術の取り組みを含むテーマで比較されやすい
エヌエフホールディングス(6864)
量子コンピュータにおける役割
量子ビットを制御する高精度な信号源(マルチチャネル低雑音任意波形発生システム)を手掛ける
量子コンピュータにおける強み
- 量子ビット制御に必要な「微小な信号をノイズから選別して取り出す」高度なアナログ回路技術
- 国産量子コンピュータ(理化学研究所などが開発したもの)に、低雑音直流電源が採用されていること
- 量子コンピューティング向けの低雑音増幅システム(低雑音・高速リカバリータイム・保護機能・コンパクト設計、装置組込み向けアンプ)を提供
量子コンピュータにおけるリスク
- 業績・市場動向リスク:米国の関連銘柄(例:IonQなど)や米国市場でのテーマ人気に左右されやすい可能性
- 実用化までの長期化リスク:量子コンピュータは誤り訂正などの技術的課題の真っ只中で、本格的な実用化が遅れる可能性
量子コンピュータにおける競合
- キーサイト・テクノロジー(Keysight Technologies):量子コンピュータ制御用のマイクロ波発生器や信号解析など、量子制御に必要な計測・解析領域で技術面の重なりがある電子計測機器メーカーとして挙げられている
アルバック(6728)
量子コンピュータにおける役割
量子コンピュータの稼働に必要な極低温・真空環境に関連する装置開発
量子コンピュータにおける強み
- 世界最高水準の真空技術と極低温冷却技術を基盤に、主要部品を「完全な国内自社開発・製造」できる点
- 真空技術およびその周辺技術を、装置・材料・成膜加工・分析・サービスといった幅広い事業領域で取り扱う強み
量子コンピュータにおけるリスク
- 技術的ハードルの高さ(冷却・安定性の課題):量子ビットを安定動作させるために10mK級の極低温を維持し続ける必要がある
- 技術課題の残存:極低温下での部品の熱収縮への対応など高度な技術課題がある
- エラー克服の不確実性がある
- 投資・市場環境の変動に影響を受けうる
量子コンピュータにおける競合
- 富士通:量子コンピュータの社会実装に向けた量子技術の研究開発を進める企業として挙げられているため
- NTT:量子コンピュータの開発に取り組む日本企業の例として挙げられているため
- テラスカイ:量子コンピュータの開発に取り組む日本企業の例として挙げられているため
- デンソー:量子コンピュータの開発に取り組む日本企業の例として挙げられているため
- IBM:量子コンピューティング関連の主要企業の例として挙げられているため
三菱電機(6503)
量子コンピュータにおける役割
量子暗号通信や量子センシングなどの分野で研究開発を進める
量子コンピュータにおける強み
- 量子コンピュータ分野での「量子ビット制御技術」を強みとしている
- 量子ビット制御技術を活用した「量子コンピュータ間通信(ネットワーク化)」に関する取り組みがある
- 実証実験で、高度な量子ビット制御技術と(NanoQT側の)Yb原子・ナノファイバー共振器を組み合わせた量子コンピューター接続技術を扱っている
- 拡張性の高い量子情報処理の実用化に向けて、7者で共同研究契約を締結している
- 国際特許出願件数で世界第4位(2023年、WIPO)という実績が示されている
量子コンピュータにおけるリスク
- 量子コンピュータにより、既存の暗号通信が破られる「セキュリティリスク(既存暗号の無力化)」がある
- 量子コンピュータ関連技術の開発における「競争リスク」がある
量子コンピュータにおける競合
- 富士通(6702):量子コンピュータ技術の開発に取り組む日本企業として、量子コンピュータ関連銘柄の比較対象になっている
- NTT(9432):量子コンピューティング/量子コンピュータ関連技術の開発に取り組む企業として、比較対象になっている
- アルバック(6728):量子コンピュータ技術の開発に取り組む日本企業として、比較対象になっている
- テラスカイ(3915):量子コンピュータ技術の開発に取り組む日本企業として、比較対象になっている
- デンソー(6902):量子コンピュータ技術の開発に取り組む日本企業として、比較対象になっている
- IBM:量子コンピューティング関連の主要企業として比較対象に挙げられている
デンソー(6902)
量子コンピュータにおける役割
量子コンピュータ技術の開発に取り組む企業として挙げられている
量子コンピュータにおける強み
- 実社会の複雑な課題(主に組み合わせ最適化問題)を解くための「応用力」を重視し、工場や交通などの現場で使う具体的なシステム構築を進めている
- 独自の疑似量子技術「DENSO Mk-D」を用い、従来のコンピュータ上で量子コンピュータの仕組みを模倣したアルゴリズムとして取り組んでいる
- 古典-量子ハイブリッド・アプローチとして、量子コンピューティング(古典コンピューターを組み合わせる形)をビジネス課題解決に活用している
- 工場内のAGV(無人搬送車)の配送最適化などのユースケースで、D-Waveの量子アニーリングマシンを用いた共同研究に取り組んでいる
- 100万変数規模の実問題への対応を大幅に更新し、500万変数規模の実問題を解決できることを示した
量子コンピュータにおけるリスク
- サイバーセキュリティ(暗号破綻)への対応遅延リスク
- 技術の社会実装に向けた開発の不確実性
量子コンピュータにおける競合
- アイシン:トヨタグループの自動車部品大手として、デンソーと並ぶ形で物流等の取り組みが比較対象として挙げられている
- 富士通:量子コンピュータの社会実装に向けた研究開発でリードしているとされ、量子技術の社会実装テーマで比較対象になりやすい
- NTT(9432):量子コンピュータ関連として挙げられ、量子技術の研究開発・量子コンピュータ初号機開発に携わる文脈で比較対象になりやすい
KDDI(9433)
量子コンピュータにおける役割
量子コンピューター関連銘柄として目次に挙げられている
量子コンピュータにおける強み
- 量子コンピュータを効率的に動かすための「量子ミドルウェア(量子OS)」の開発に取り組み、国内で先行する役割を担う
- ハードとアプリの橋渡しとして、富士通などのハードウェア開発企業と連携し、専門知識がなくても扱える共通基盤(PaaS)構築を進める
- 経済産業省・NEDOの支援を受け、2027年度末までの実用化を目指す国家プロジェクトに関与
- 量子コンピュータ向けアルゴリズム開発企業への出資(QunaSys)を行う
- 通信分野で耐量子セキュリティ(防御策)技術の開発・実証を進める
- 量子コンピューティング技術で通信品質の改善や業務実証(勤務シフト作成時間短縮)を行う
量子コンピュータにおけるリスク
- 高性能な量子コンピュータにより、RSAなど既存暗号が短時間で解読される恐れ
- 「今盗んで後で解読(Store Now, Decrypt Later)」により、暗号化データを蓄積され将来に解読されるリスク
量子コンピュータにおける競合
- 富士通:KDDIは量子ハードウェアメーカーではなくソフト(OS・ミドルウェア)やPaaSを通じて社会実装を目指す一方、競合文脈として量子コンピュータのテクノロジー(富士通の量子コンピュータ)に言及があるため比較対象になり得る
- グローバル・ブレイン:「汎用型量子コンピュータ向けアルゴリズムおよびソフトウェア」に関する記載があり、KDDIの量子ソフトウェア(OS・ミドルウェア/PaaS)での取り組みと同領域で競合・比較されやすい
日本ラッド(4736)
量子コンピュータにおける役割
量子コンピューティング技術を用いたシステム開発や実証実験への注力
量子コンピュータにおける強み
- 量子コンピューター関連技術を、既存の産業用システムやエッジコンピューティングと組み合わせて実装する「システムインテグレーション(SI)力」
- 量子コンピューターの実用化局面で、ビジネス現場(工場や金融など)で動かすためのソフトウェアや制御システム開発を担うことが期待されている
- アドバンテック(台湾)との協力関係を背景に、産業用システムの実装・連携を進められる
- NF制御技術やアナログ技術に強みを持ち、独自開発の電子計測器・応用機器で高シェアとされている(量子コンピュータ関連文脈で言及)
- 細やかな個別対応力とコンサルティング力(量子コンピューター関連文脈で言及)
量子コンピュータにおけるリスク
- 量子コンピュータ関連は「関連銘柄」として物色されやすく、株式市場の期待と現実のギャップ(思惑相場)によって価格が大きく変動し得る
- 日本ラッドは量子コンピューターの直接開発メーカーではなく、収益化までの不透明さが残るリスクがある
- 実用化まで長期化し得る(関連銘柄全体として、長期化観測で急落した例が示されている)
量子コンピュータにおける競合
- フィックスターズ(3687):量子コンピューターのアルゴリズム開発や最適化ソフトウェアに関する文脈で、日本ラッドと同様に量子コンピューター関連テーマ株として比較・競合されやすい
- 富士通(6702):「Fujitsu Quantum」として量子コンピュータの研究開発や社会実装に向けた取り組みが言及されており、量子コンピュータ関連テーマ内で比較対象になり得る
インテリジェント ウェイブ(4847)
量子コンピュータにおける役割
量子コンピュータを用いた複雑な計算アルゴリズムの研究
量子コンピュータにおける強み
- 量子シミュレーター「Qaptiva 800」(旧:Atos Quantum Learning Machine)を軸とした開発・検証環境の提供能力
- 最大41論理量子ビットの量子回路をCPU上でシミュレート可能(一般的なCPUシミュレーションとして最大級)
- アルゴリズム(MPS方式など)を用いて最大1,000量子ビットまでのシミュレーションに対応
- 主要他社製品と比較して約10倍の実行速度をうたっており、効率的な開発を可能にする
量子コンピュータにおけるリスク
- 量子コンピュータ実用化により、既存のRSA暗号や楕円曲線暗号が短時間で解読される脅威(Q-Day)に直面するリスク
- 量子技術の実装に伴う投資・開発コストの増大
量子コンピュータにおける競合
- NEC(6701):量子アニーリングやイジングマシンを活用した最適化・金融分野向けのソリューションで比較対象になり得るため
- 富士通(6702):量子コンピュータの社会実装に向けた取り組みを進め、量子技術・ソリューション提供の文脈で競合になり得るため
- D-Wave Systems:インテリジェント ウェイブが活用するとされる量子アニーリング方式のマシン提供側であり、同方式の競合・比較対象になり得るため
さくらインターネット(3778)
量子コンピュータにおける役割
量子コンピューティングの利用環境整備に関連するクラウド基盤の提供
量子コンピュータにおける強み
- ベンダーフリーな立場で、量子ゲート方式/量子アニーリング方式などを特定メーカーや方式に縛られず公平に比較・評価できる
- GPUクラウド等の既存の強力な古典計算インフラと量子技術を組み合わせたハイブリッド活用が可能
- さくらインターネット研究所で、研究テーマを研究員のバックグラウンドや興味に基づいて自由に取り組める
量子コンピュータにおけるリスク
- 量子コンピュータにより、現行の公開鍵暗号が短時間で解読される可能性がある(通信の傍受・解読=SSL/TLSリスク)
- 量子危機に備えた暗号移行(例:PQCへの対応)を適切に進められない場合、セキュリティリスクが顕在化し得る
- 量子技術には外界の熱や磁場などノイズ起因のエラーが多発する課題があり、実用化に向けた進捗に影響し得る
- 量子技術の悪用に備えたサイバー防御の要請(例:金融分野)が強まる可能性があり、対応負荷・リスク対応コストが増える可能性がある
量子コンピュータにおける競合
- 富士通(6702):量子コンピュータの研究開発や社会実装に向けた取組が示されており、量子技術面で比較対象になり得る
- NTT(9432):量子コンピュータ関連の企業として言及されており、量子領域での比較対象になり得る
- Rigetti:量子コンピューティング関連の話題が競合領域(量子技術)として言及されており、技術開発側の比較対象になり得る
シンプレクス・ホールディングス(4373)
量子コンピュータにおける役割
量子技術に関する産官学連携への参画や、量子コンピュータ活用支援
量子コンピュータにおける強み
- 金融領域での圧倒的な専門性と、最新テクノロジーの社会実装力の融合
- 量子技術を実ビジネス(特に金融実務やWeb3)へ適用する「ユースケース開発」と「アルゴリズム設計」での優位性
- メガバンクや大手証券会社のテクノロジーパートナーとして培った金融工学の知見(金融DXの実用化能力)
- 量子計算が得意とする「複雑な最適化問題」や「金融シミュレーション」に即したアルゴリズムを構築できる点
- 量子×AI・Web3のクロスオーバー(Web3.0トークン経済等に関する課題への応募言及)
- 産官学の量子コンソーシアムQ-STARへの関与が示唆
量子コンピュータにおけるリスク
- 既存の金融セキュリティ基盤が無力化される(脅威:セキュリティ破り)ことに関するリスク
- 技術競争の激化によるビジネスモデルの陳腐化リスク
量子コンピュータにおける競合
- 富士通(6702):量子コンピューター分野で社会実装に向けた量子技術の研究開発を進める企業として比較対象になりうる
- フィックスターズ:「量子コンピューター(ソフトウェア)の会社」として挙げられており、ソフトウェア/アルゴリズム側の競合になりうる
BlueMeme(4069)
量子コンピュータにおける役割
量子コンピュータを活用した最適化計算やソフトウェア開発の支援
量子コンピュータにおける強み
- 大学との共同研究による高度なアルゴリズム開発力(量子コンピュータとAIを組み合わせた「量子AI」)
- 量子アルゴリズムにより、LLM等での学習・推論に係る計算コストやパラメーター数を削減し、計算速度向上を目指す点
- バイオメディカル/ゲノム解析など実用性の高い分野へ応用することに特化
量子コンピュータにおけるリスク
- 技術的な不確実性(量子AI/量子コンピュータを用いた事業の技術面での不確実性)
- 市場のボラティリティ(投資対象としての価格・市場変動リスク)
量子コンピュータにおける競合
- 富士通:量子コンピュータ技術の開発に取り組む日本企業として、量子コンピューティング領域での比較対象になり得る
- NTT:量子コンピュータ技術の開発に取り組む日本企業として、量子コンピューティング領域での比較対象になり得る
- アルバック:量子コンピュータ技術の開発に取り組む日本企業として、量子コンピューティング領域での比較対象になり得る
- テラスカイ:量子コンピュータ技術の開発に取り組む日本企業として、量子コンピューティング領域での比較対象になり得る
- デンソー:量子コンピュータ技術の開発に取り組む日本企業として、量子コンピューティング領域での比較対象になり得る
- IBM:量子コンピュータ開発競争における古参の企業として言及されており、技術開発の競合になり得る
都築電気(8157)
量子コンピュータにおける役割
量子コンピューティング技術(デジタルアニーラ等)を活用したビジネス推進(富士通の主要パートナーとしての文脈)
量子コンピュータにおける強み
- 日本IBMとの強力なパートナーシップを通じて、量子技術の実用化(ビジネス実装)に取り組んでいる
量子コンピュータにおけるリスク
- 量子コンピュータの処理能力向上により、公開鍵暗号(RSA暗号など)が短時間で解読されるリスク(暗号技術の無効化)
- 量子技術の導入・実装に伴うビジネス上の課題
- 顧客のICTインフラ/システムのセキュリティ維持のため、耐量子暗号(PQC)への移行対応が必要
量子コンピュータにおける競合
- NEC:量子技術を活用したソリューション提供やシステム組み込みで競合し、D-Waveのマシンを活用した提供面でも都築電気と直接競合しうる
- 富士通:組合せ最適化問題など量子技術を踏まえた計算技術の展開により、都築電気と同様の実務課題(最適化等)の解決で競合しうる
ソフトバンク(9434)
量子コンピュータにおける役割
量子コンピュータの実用化に向けた研究開発や量子暗号など次世代通信インフラの開発推進
量子コンピュータにおける強み
- 自社で量子デバイスを開発するのではなく、世界トップクラスの技術を持つパートナーと連携する「応用力」と「接続性」
- AI(GPUなど)の計算基盤と、理化学研究所(理研)などが運用する量子コンピューターをネットワークで直接接続する取り組み
- 通信キャリアとしての膨大なインフラ基盤に量子技術を融合し、データ処理やネットワーク分析での有効性検証につなげる点
- 基地局設定の最適化など、通信領域の具体的な活用(量子コンピューティング技術の適用)を進める点
- 量子インターネットの実現に向けた取り組み
量子コンピュータにおけるリスク
- 量子コンピュータの実用化により、現在のインターネット通信基盤である公開鍵暗号が無効化される恐れ(顧客データ保護が抜本的な脅威にさらされる可能性)
- 『今盗んで後で解読(HNDL)』の懸念(暗号化データを盗み、将来量子コンピュータで解読されうる)
- 耐量子計算などへの対抗策に伴う対策コスト
- 投資の不確実性
- 量子技術の実用化に向けた技術的課題
量子コンピュータにおける競合
- NTT(日本電信電話):国内での通信・インフラ領域における量子技術(量子ネットワークや量子コンピューティング)への取り組みで直接的に競合になりうるため
- KDDI:国内通信キャリアとして、量子技術(量子暗号通信や量子計算サービス等)の融合による実用化で競合になりうるため
セック(3741)
量子コンピュータにおける役割
量子コンピュータ向けソフトウェア開発や計算プラットフォームの研究に着手
量子コンピュータにおける強み
- 量子コンピュータを実機で動かすための「ソフトウェア・ミドルウェア技術」
- 量子コンピュータ特有の不安定さを補い、クラウド経由で利用可能にする「システム全体の構築力」
- 大学・研究機関との共同研究体制がある(量子コンピュータ・クラウドサービスで動作する機能開発など)
- 量子コンピューティングの実用化に向けたソフトウェア領域の研究開発を行っている
量子コンピュータにおけるリスク
- 量子コンピュータの進化が金融システムに壊滅的な打撃を与える「システミックリスク」として指摘されている(暗号・セキュリティに関する懸念を含む)
- 量子コンピュータを社会的インフラとして活用するには、安定した運用と迅速な障害検知による信頼性向上が不可欠(未達の場合のリスク)
量子コンピュータにおける競合
- 富士通:量子ソフトウェア/ミドルウェアや量子技術の領域で技術が重なり得る
- NTT:量子アルゴリズム等の研究・開発があり、量子技術領域で比較対象になり得る
- 日立製作所:量子ビット方式などのハード開発に加え金融・物流向けソフト開発も強く、量子関連の開発領域で競合になり得る
- NEC:量子アニーリング技術の商用化に関する記述があり、量子技術領域で比較対象になり得る
シグマクシス・ホールディングス(6088)
量子コンピュータにおける役割
量子コンピューティング技術を活用した事業最適化コンサルティングに注力
量子コンピュータにおける強み
- 量子コンピュータ領域で「最新技術の体感的検証」と「ビジネス実装をつなぐコンサルティング力」を融合している
- 単なる情報収集にとどまらず、量子コンピュータを実際に操作して技術を体感的に検証し、その知見をクライアントの変革シナリオに組み込むスタイルを持つ
量子コンピュータにおけるリスク
- 技術の成熟度が不確実(外界の熱や磁場によるノイズでエラーが発生しやすい)
- 実用化には「誤り訂正」技術の実装が必要で、完全な社会実装まで時間がかかる可能性
- 人材確保・育成が難しい(量子技術をビジネスに活用できる専門人材が不足)
- 先行投資の回収リスク(成熟に長期間の研究開発・投資が必要で、具体的ユースケースの創出が遅れると回収できないリスク)
- サイバーセキュリティの脅威(全般的なリスク)
量子コンピュータにおける競合
- BlueMeme(4069):量子技術を活用した社会実装コンサルティング(量子AIや先端技術の実装領域)で、量子コンピューティングの応用・導入支援のレイヤーで競合しうる
- NTT(9432):量子技術の実社会への応用(導入支援やコンサルティング/ITサービス側の領域)で比較対象になりやすい
浜松ホトニクス(6632)
量子コンピュータにおける役割
光量子コンピュータ向けの光検出器などのハードウェア供給
量子コンピュータにおける強み
- 「光の検出(センサー)」と「光の発生(レーザー)」の両輪で、量子コンピュータ分野において世界トップレベルの技術とシェアを保有している
- レーザが量子コンピュータの実用化に向けた中核技術の一つだとしており、レーザ関連技術を強みとしている
- 代表製品である高感度光センサ「光電子増倍管」のシェアが約90%とされている
- 量子コンピュータの基幹部品(例:カメラ、レーザー、空間光変調器など)を提供する側面がある(量子コンピューター産業化に向けた開発言及)
量子コンピュータにおけるリスク
- 多額の研究開発投資と、収益化までの期間が長いことによる不確実性
- 特定技術への依存に伴う不確実性(投資判断のリスク)
- 研究開発・設備投資等による利益圧迫(投資負担増大や固定費負担による利益率影響として言及)
量子コンピュータにおける競合
- Photonis:光電子増倍管(PMT)やイメージ増幅管など、浜松ホトニクスの光センシング技術領域における海外競合として挙げられている
- Excelitas Technologies:量子計算や通信に不可欠な領域で競合する企業として挙げられている(光関連デバイスの比較対象)
- 富士通:量子コンピュータ開発に取り組む企業として挙げられているため、テーマ上の比較対象になりやすい
- NTT:量子コンピュータ開発に取り組む企業として挙げられているため、テーマ上の比較対象になりやすい
- 日立:冷却原子型の量子コンピューター事業化に関連して、富士通やNEC等と同様に挙げられている
古河電気工業(5801)
量子コンピュータにおける役割
量子通信や光量子コンピュータ向けの光ファイバ・レーザー光源などの技術
量子コンピュータにおける強み
- 光通信・材料技術を基盤に、量子ネットワーク(量子通信・量子暗号)の構築に不可欠なインフラ技術として強みを持つ
- 量子中継技術(量子もつれ光発生・波長変換)に関するリーダーシップ
- 量子暗号通信網の構築に向け、量子中継技術の開発に参画(光ファイバを用いる旨の記載)
量子コンピュータにおけるリスク
- 量子コンピュータの進化によってセキュリティ上の脅威(既存暗号の無力化)が生じる可能性
- 技術開発から事業化への不確実性(事業化の見通しが立ちにくい)
量子コンピュータにおける競合
- 東芝:量子インターネット/量子暗号通信に向けた要素技術の開発(量子暗号通信に磨きをかける)として比較対象になりうる
- 住友電気工業:電線大手として量子通信インフラ領域での比較対象になりうる(「住友電工・古河電工…電線大手4社」の記載)
- フジクラ:電線御三家として、通信・インフラ関連で比較対象になりうる(「フジクラ…電線御三家」の記載)
- NTT:量子暗号通信の会社として言及されており、量子通信ネットワーク文脈で比較対象になりうる
- 日本電気(NEC):量子暗号通信の会社として言及されており、量子通信ネットワーク文脈で比較対象になりうる
三菱ケミカルグループ(4188)
量子コンピュータにおける役割
量子コンピュータを用いた材料開発や関連新素材の研究
量子コンピュータにおける強み
- 実用化に向けた独自のアルゴリズム開発力
- IBMや慶應義塾大学との強力なパートナーシップ
- QAOAにおいて、従来の技術と比べ計算精度を維持したまま最大54%の量子回路面での効率化に関する実証
- 光機能性物質のエネルギーを求めるための量子コンピューターを用いた新たな計算手法に関する成果
- 半導体材料を量子技術で「逆設計」する取り組み
- Xanaduとの提携により、量子コンピューターでEUVリソグラフィを加速する方針・実績
量子コンピュータにおけるリスク
- 技術の実用化に伴う計算コスト
- 高度な専門人材の確保
- 他社との開発競争における優位性維持
量子コンピュータにおける競合
- JSR:量子計算を用いた材料シミュレーション研究を進め、慶應義塾大学の「IBM Quantum Hub」に三菱ケミカルと共に初期から参画しているため、量子×材料開発の競合になり得る
- BASF:世界最大の総合化学メーカーとして量子コンピューティングの産業応用を推進し、量子計算アルゴリズム開発やスタートアップへの取り組みを行っているため、量子×材料開発での競合になり得る
JSR(4185)
量子コンピュータにおける役割
量子コンピューティング技術を半導体材料開発等の計算に応用
量子コンピュータにおける強み
- 量子コンピュータのハードウェアを開発するメーカーではなく、材料開発(マテリアルズ・インフォマティクス)への活用で強みを持つ
- 半導体製造に不可欠なフォトレジスト(感光材)で世界シェアトップクラスとされ、量子コンピュータ(または量子シミュレーション)による分子レベルの化学反応の超高精度な解析に直結させられる
- IBMが主導する「IBM Quantum Network Hub」に設立メンバーとして参加し、慶應義塾大学などと連携して最先端の量子アルゴリズムの研究を進めている
量子コンピュータにおけるリスク
- 量子コンピュータ活用に関する技術的な限界があること
- 競争力維持(量子活用の優位性を継続できるか)というリスク
量子コンピュータにおける競合
- 調査結果には明確な記載がありません。
DIC(4631)
量子コンピュータにおける役割
量子技術を活用した次世代の機能性材料開発
量子コンピュータにおける強み
- 量子コンピュータを次世代の材料開発(マテリアルズ・インフォマティクス)や量子化学計算の「核心技術」と位置づけ、投資と研究を行っている
- 量子コンピュータを用いてCO₂(二酸化炭素)の分子振動エネルギー準位を高精度に計算することに成功している
- 東京大学との共同論文の発表や、東京大学を拠点とする「量子イノベーションイニシアティブ協議会」の設立に関する取り組みがある
- 量子化学・量子コンピューティングのスタートアップ企業Good Chemistryとの共同研究を開始している
- 量子コンピュータそのものの製造ではなく、材料開発や量子化学計算に活用するユーザー企業としての立場をとっている
量子コンピュータにおけるリスク
- 量子コンピュータ実用化により既存暗号(例:RSA)が量子アルゴリズムにより解読されるリスク(暗号解読リスク、いわゆる“今盗んで後で解読”)がある
- 量子コンピュータは外界の熱や磁場などのノイズに起因するエラーが多発し、実用化には量子エラー抑制技術等の対応が必要になる
- DICがNISQ環境で実用性を発揮するには、ノイズの影響を制御できる可能性が前提になる
量子コンピュータにおける競合
- 調査結果には明確な記載がありません。
サンテクホールディングス(6757)
量子コンピュータにおける役割
量子コンピューティングに不可欠とされる空間光変調技術や光デバイスを展開
量子コンピュータにおける強み
- 光通信技術で培った「光を操る高度な光学コンポーネント技術」を量子計算に応用できる点
- 空間光変調器(LCOS-SLM/SLM)の技術力(光の位相を高い解像度で制御)
- 冷却原子方式や光量子方式において、原子のトラップや光子の制御に欠かせない重要部品として活用され得る点
- 光測定器や光通信用部品に関する実績・信頼性(光通信インフラでのノウハウ)
量子コンピュータにおけるリスク
- 市場期待と実需の乖離によるボラティリティ(期待先行で株価が急騰し、その後に調整・下落するリスク)
- テーマ株化による過熱や割高感の指摘(期待値が先行しすぎる懸念)
- 量子コンピュータの実用化までの長期的な不確実性
量子コンピュータにおける競合
- 富士通:量子コンピュータの研究開発・社会実装に向けた開発競争の比較対象として挙げられているため
TOPPANホールディングス(7911)
量子コンピュータにおける役割
量子暗号通信分野で耐量子計算機暗号(PQC)を搭載したICカードの開発に関わる
量子コンピュータにおける強み
- 耐量子計算機暗号(PQC)への実装で先行している点(量子コンピュータ実用化による既存暗号解読リスクへの対抗)
- セキュア技術と印刷テクノロジーを基盤とした「社会実装」へのアプローチに強みがある点(ハードウェア開発ではなく、社会実装に注力)
- IoT機器の認証から通信まで一貫した耐量子計算機暗号(PQC)対応を実現している点
- 量子カーネルを活用した高精度な異常検知技術(設備異常の同時検知・分類)を実現している点
- 量子インスパイアード最適化ソリューションSQBM+™の活用により、工場・物流等の最適化領域での取り組みがある点
量子コンピュータにおけるリスク
- 量子コンピュータの実用化により、RSA暗号など既存の公開鍵暗号が短時間で解読される「既存セキュリティの無効化リスク(2030年の崖)」
- セキュリティ事業を中核とするため、対策技術(技術移行・投資の成否)が事業基盤に影響し得るリスク
量子コンピュータにおける競合
- 大日本印刷:印刷・情報系領域でTOPPANと並べて言及されている企業であり、量子関連の周辺領域(次世代電子部品等)の競合になり得るため
- 富士通:「Fujitsu Quantum - 富士通の量子コンピュータ」として量子コンピュータ分野のプレイヤーとして挙げられているため
- IBM:量子コンピューティング関連の主要企業として挙げられているため
QPS研究所(5595)
量子コンピュータにおける役割
小型SAR衛星のデータ解析において量子コンピューティングの活用が期待される
量子コンピュータにおける強み
- 小型SAR(合成開口レーダー)衛星の開発・製造、運用を行う
- 衛星により取得した地球観測データおよび画像の提供を主な事業としている
- 世界トップレベルの100kg台の高精細小型SAR衛星(1m以下の高分解能)
量子コンピュータにおけるリスク
- 量子コンピュータとの直接的な技術的関連性はなく、量子コンピュータそのものを開発している企業ではない
- 株式移転に伴い、2025年11月27日をもって現行株式の上場を終了(上場廃止)
- 衛星開発に関して「6〜8月は最終赤字」と報じられている
量子コンピュータにおける競合
- ispace:宇宙ベンチャーの上場事例として同記事で並列に挙げられている
- アストロスケールHD:宇宙ビジネス関連銘柄として紹介されており、同領域の比較対象になり得る
- SpaceX:宇宙スタートアップの経済安保領域におけるライバルとして言及されている
QDレーザ(6613)
量子コンピュータにおける役割
量子ドットレーザー技術を保有し、光量子コンピュータの光源としての応用が期待される
量子コンピュータにおける強み
- 量子コンピュータそのものではなく、次世代計算基盤として期待される「光電融合技術」において、量子ドットレーザが重要な役割を担う
- 光電融合において「造れるのは日独2社」とされる中で、量子ドットレーザを展開
- 光配線用量子ドットレーザの本格量産体制を構築し、2026年には年間100万台の出荷を目指す計画が言及されている
- コアテクノロジーとして量子ドットレーザ(半導体レーザ・エピタキシャルウエハ)やファイバアンプ/ファイバレーザ(Cybel)を挙げている
- 既存と新領域のTAM拡大を狙う旨の記述(最先端の半導体レーザを強みに)
量子コンピュータにおけるリスク
- 事業の立ち位置に関する認識の乖離リスク:QDレーザは「量子コンピュータそのもの」を開発しているわけではない
- 技術の混同リスク:同社の核心技術である「量子ドットレーザ」は半導体技術であり、計算機としての「量子コンピュータ」とは仕組みが異なる
- 期待先行のリスク:市場では「量子」というキーワードから関連銘柄として買われる局面があり得る一方、同社は量子コンピュータ開発への直接関与はしていないとされる
- レーザデバイス事業の減益が営業損失拡大の要因となっている旨の記述がある
- 量子ドットレーザは高出力性能における「致命的な光ダメージ」のリスクが指摘されている
量子コンピュータにおける競合
- 調査結果には明確な記載がありません。
伊藤忠テクノソリューションズ(4739)
量子コンピュータにおける役割
量子コンピュータの商用利用に向けたコンサルティングやシステム構築
量子コンピュータにおける強み
- 独立系SIerとしての「マルチベンダー体制」を活かし、Amazon Braket/IBM(Qiskit Runtime)/Microsoft(Azure Quantum)など主要クラウド量子計算環境を一括で提供できる
- 特定の量子ハードウェアに縛られず、用途に合わせて最適なデバイスを選択・比較しやすいプラットフォーム提供体制
- 物流・金融など実業務に即した「実用的なソリューション開発力」(数理最適化などの技術を用いた配送ルート最適化の例が示されている)
- 量子コンピューティングの活用に向けたアプリケーション開発やサービス提供(クラウドサービス提供・活用支援サービスなど)
量子コンピュータにおけるリスク
- 量子コンピュータにより既存の暗号技術が無力化される可能性があり、その結果として情報の漏洩・悪用の懸念がある
- 量子コンピュータが暗号を破る前に対策が必要になる(対策の遅れがリスクになり得る)
量子コンピュータにおける競合
- 大手ITベンダー各社(SIer):CTCと同様にSIerとして量子技術の社会実装やクラウドサービスを展開するため、同種のプラットフォーム/コンサルティング領域で比較されやすい
- 富士通(6702):量子技術の研究開発を通じて量子コンピュータの社会実装に向けた取り組みが示されており、量子コンピューティング活用の競合になり得る
- NEC:量子計算で配送計画作成を短縮する旨が示されており、物流最適化の量子活用領域で比較対象になり得る
TIS(3626)
量子コンピュータにおける役割
量子コンピューティング技術の検証やビジネス活用に向けたアルゴリズム開発
量子コンピュータにおける強み
- 量子コンピュータ分野で、ハードウェア開発ではなく「誰もが使えるようにするためのソフトウェア基盤」に注力
- 社会実装に向けた「エコシステムの構築」を強みとしている
- クラウド経由で量子コンピュータを利用するためのソフトウェア基盤「OQTOPUS」の開発に参画(大阪大学や富士通などと共同)
- Webブラウザで動作する量子回路エディタ兼シミュレータ「Qni」の開発
- 量子プログラミング・ライブラリおよび量子回路の変換・最適化機能(トランスパイラ)に対応した「Tranqu」の展開
- 量子コンピュータを最適化問題や機械学習に応用するためのソフトウェア開発に注力
量子コンピュータにおけるリスク
- 量子コンピュータの実用化により「暗号解読リスク(セキュリティへの脅威)」が生じる点への対処が重要
- 社会的リスク(量子コンピュータの実用化に向けた安全・セキュリティ面の論点)への対応が求められる
- 量子コンピュータ・クラウドサービスでは、安定的な稼働に必要な運用機能の実現が必要
量子コンピュータにおける競合
- 富士通:「Fujitsu Quantum(富士通の量子コンピュータ)」として量子技術の研究開発や社会実装に向けた取り組みが示されており、量子コンピューティングのクラウド/サービス文脈で比較対象になりやすい
- IBM:TISが量子コンピュータのソフトウェアを展開する文脈で「IBM」が並列で言及されており、同領域(量子コンピューティングのソフトウェア/実用化)で競争対象になりうる
- Rigetti:TISの量子コンピュータ向けソフトウェア開発の文脈で「Rigetti」が並列で言及されており、同領域での比較対象になりやすい
- Entropica:量子コンピュータ上のアルゴリズムと応用ソフトウェア開発に注力するスタートアップとして言及されており、TISのソフトウェア領域と比較されやすい
野村総合研究所(4307)
量子コンピュータにおける役割
金融分野などの最適化問題における量子コンピュータ活用の研究
量子コンピュータにおける強み
- ビジネス実装とセキュリティの両面から課題を解決する「総合力」
- 問題発見(コンサルティング)から問題解決(IT実装)まで一貫して行う「ナビゲーション×ソリューション」型の強みを量子技術の領域でも発揮
- 耐量子計算機暗号(PQC)への移行を支援するサービスを提供開始
- 量子コンピュータを用いたデータセンターの電力消費量削減に向けた実証実験
量子コンピュータにおけるリスク
- 量子コンピュータの台頭により「既存の暗号技術が破られる」ことでセキュリティが崩壊するリスク(特に長期の秘匿性が求められる情報を扱う組織にとって深刻)
- 量子関連の取り組みで、(従来手法で)指数関数的に増える計算量に対応するとコスト負担も指数関数的に増え得る点
- PQC移行について、現時点では標準化された方法論やデファクトスタンダードが存在しないため、設計や現場対応で不確実性が生じる可能性
量子コンピュータにおける競合
- 三菱総合研究所:国内の大手シンクタンク・コンサルティングとして、金融や製造業向けの量子活用コンサルティング領域で競合しやすい
- 日本総合研究所:同じく金融分野の量子アルゴリズム等の実証実験に取り組む企業として、量子活用の領域で競合しやすい
コア(2359)
量子コンピュータにおける役割
量子コンピュータ時代の暗号技術や組込みソフトウェアの知見
量子コンピュータにおける強み
- 量子コンピュータの「コア」となる強みは、従来のコンピュータ(古典コンピュータ)とは根本的に異なる計算原理により、「特定の複雑な問題」を劇的に高速に解決できる点
量子コンピュータにおけるリスク
- 量子コンピュータの心臓部(量子ビットに相当)は極めて繊細で、技術的・運用上の物理的課題を抱える点
- 性能が社会に及ぼすセキュリティリスク(量子コンピュータが暗号等に関わる脅威になり得る趣旨)
量子コンピュータにおける競合
- 富士通(Fujitsu):量子コンピュータ(Fujitsu Quantum)のテクノロジーとして、量子計算基盤の実現に向けた競争相手として比較されやすい
- PsiQuantum:光方式の量子コンピューター開発企業として、量子計算方式の覇権争い(次世代標準コア)で競合関係にある
ネオス(3627)
量子コンピュータにおける役割
量子コンピュータを活用した次世代の通信・制御技術の開発の模索
量子コンピュータにおける強み
- 調査結果には明確な記載がありません。
量子コンピュータにおけるリスク
- 量子コンピューティング技術全般がもたらすリスクとして、RSA暗号など公開鍵暗号が破られる(暗号崩壊)可能性が懸念されている
量子コンピュータにおける競合
- IBM:超伝導方式など量子コンピューティング分野で主要な競合として言及されている
- Google Quantum AI:量子コンピューティング分野で主要な競合として言及されている(量子超越性やエラー訂正技術への言及)
- Rigetti Computing:量子コンピューティング分野で主要な競合として言及されている(方式別の競合プレイヤーの例)
- IonQ:量子コンピュータ銘柄比較の中で、イオンキューとして競合プレイヤーに挙げられている
- Fujitsu Quantum(富士通):量子コンピュータの競合例として挙げられている
- PsiQuantum:光方式の量子コンピュータ開発企業として競合例に挙げられている
トヨタ(7203)
量子コンピュータにおける役割
量子コンピュータ関連銘柄としてテーマ一覧に掲載
量子コンピュータにおける強み
- 「実用化に直結した豊富な現場」と、それを支える「産官学の強力な連携体制」を持つ
- 自動車製造やモビリティサービスの課題解決へ、量子技術の適用を狙う方針
- 未来創生センターを中心に量子コンピューター研究を行っている
- QunaSysとの共同研究で、材料シミュレーション領域における量子コンピュータの優位性を探索している
- 量子インスパイアード技術を用いた車両生産順序の最適化など、実務への応用事例がある
- 量産ECUのコネクターピン配置設計を自動化し、高速化(20倍以上)を実現した事例がある
量子コンピュータにおけるリスク
- 技術的な不確実性(量子コンピュータを活用する上での実用化に向けた課題)
- セキュリティリスク
- 競争上の遅れ(他社に対して量子技術の活用・導入が遅れる懸念)
量子コンピュータにおける競合
- フォルクスワーゲン(VW):自動車業界の競合メーカーとして、量子技術を次世代競争力の源泉と位置づけ開発競争を進める対象
- ホンダ:自動車業界の競合メーカーとして、量子技術の活用に本腰を入れている比較対象
- IBM:大手IT・テクノロジー企業として、技術開発や社会実装の主導権をめぐる競争相手として挙げられている
- 富士通:大手IT・テクノロジー企業として、技術開発や社会実装の主導権をめぐる競争相手として挙げられている
ソニーFG(8729)
量子コンピュータにおける役割
量子コンピュータ関連銘柄としてテーマ一覧に掲載
量子コンピュータにおける強み
- 金融実務への応用(ユースケース開発)とスタートアップ投資の2軸で量子コンピュータへの取り組みを進めている
- Sony Innovation Fund(ソニーグループの投資部門)を通じた技術アクセスと、金融事業での実践的な検証を組み合わせるアプローチが特徴
- 「組み合わせ最適化」や「金融シミュレーション」の分野で活用を模索している
量子コンピュータにおけるリスク
- 量子コンピュータの演算能力向上により、金融実務で広く使われている公開鍵暗号(RSA暗号など)が短時間で解読されるセキュリティリスク
- 金融ビジネスへの実装に伴う技術的・コスト的課題(実用化に向けた検証が必要)
量子コンピュータにおける競合
- 国内メガバンク/大手金融グループ:金融実務への応用(ユースケース開発)という観点で直接のライバルになり得る
- 富士通(Fujitsu):量子コンピュータの社会実装に向けた研究開発を進める量子コンピューティング関連企業として比較対象になりやすい
- IBM:量子コンピューティング関連の主要企業として挙げられている(比較対象になり得る)
- Google:量子コンピューターの性能に関する言及があり、量子コンピューティングの文脈で比較対象になり得る
- D-Wave(D-ウェーブ・クオンタム):上場企業として量子コンピューティング関連の銘柄一覧に含まれている(比較対象になり得る)
- Rigetti(リゲッティ・コンピューティング):上場企業として量子コンピューティング関連の銘柄一覧に含まれている(比較対象になり得る)
- IonQ(イオンキュー):上場企業として量子コンピューティング関連の銘柄一覧に含まれている(比較対象になり得る)
キオクシア(285A)
量子コンピュータにおける役割
量子コンピュータ関連銘柄としてテーマ一覧に掲載
量子コンピュータにおける強み
- 量子コンピュータの一種であるイジングマシン(量子アニーリング等)を、自社の製造現場の効率化に活用する研究で先行している
- 半導体の設計における複雑なマスクパターンの最適化にイジングマシンを導入し、計算速度の向上といった実証データ/ノウハウを持つ
量子コンピュータにおけるリスク
- 量子コンピュータの実用化により従来の暗号が短時間で解読されるリスクがあり、フラッシュメモリに保存された暗号化データの安全性が損なわれる可能性
量子コンピュータにおける競合
- 富士通(6702):量子コンピュータの社会実装に向けた量子技術の研究開発を行っており、量子コンピュータ技術領域での競合対象になり得る
- IBM:誤り耐性型量子計算機の開発で先行を目指している旨が示されており、量子計算機の技術競争における比較対象になり得る
本田技研工業(7267)
量子コンピュータにおける役割
量子コンピュータ関連銘柄としてテーマ一覧に掲載
量子コンピュータにおける強み
- 量子コンピュータの計算結果を取り出す「量子状態読み出し技術」を開発し、従来の読み出し時間の課題を低減する取り組み
- Quemixと共同で「量子状態を読み出す新技術」を開発し、量子コンピュータ実機を用いた計算に成功した点
- 量子コンピュータを自社のモビリティ技術を飛躍させる計算基盤として位置づけ、材料開発・自動運転・エネルギー最適化の分野で活用を進める方針
量子コンピュータにおけるリスク
- 量子コンピュータに関連する技術開発の不確実性(実用化までの道のり)
- セキュリティ環境の変化への対応が必要になるリスク
- 高度専門人材の確保が必要になるリスク
- 高性能バッテリー等への応用を進めているが、実用化に向けた特有の課題が存在する点
量子コンピュータにおける競合
- IBM:量子コンピュータのプロジェクト/システム提供側(量子コンピューティング実用化を進める存在)であり、Hondaが活用する際の比較対象になり得る
- 富士通:量子コンピュータ(Fujitsu Quantum)を提供し社会実装に向けた研究開発を進めているため、量子コンピューティング活用の比較対象になり得る
まとめ
本記事ではKabuMartの独自調査結果をまとめました。投資の参考にしてみてください。
また、KabuMartでは本記事のような調査を利用者の方も実施することができます。