
原油高、原油不足で有利な企業の関連銘柄
Written by
KabuMart調査日:2026年03月29日
原油高、原油不足で有利な企業の全体像
原油高、原油不足で有利な企業について
原油高・原油不足の局面では、原油を自ら掘り出す石油開発・生産(上流)企業、資源権益を持つ総合商社、在庫評価益を得やすい石油元売りが相対的に有利とされる。代表例としてINPEX、石油資源開発、ENEOSホールディングス、出光興産、コスモエネルギーホールディングス、三菱商事、三井物産などが挙がっている。 検索データでは、2026年3月時点で中東情勢の緊迫化やホルムズ海峡封鎖懸念を背景に原油価格が高水準で推移しているとされ、関連銘柄への注目が強まっている。
原油高、原油不足で有利な企業の社会的影響
- 原油価格の上昇が、石油開発・生産など上流企業の売上と利益に直結しやすい。
- 資源権益を持つ総合商社は、原油高局面で収益機会が広がりやすい。
- 石油元売りは在庫評価益を享受しやすく、業績面で追い風となりやすい。
- 原油高や供給不安が強まると、関連銘柄に資金が集まり株価が上昇しやすい。
- 中東情勢の緊張が強い局面では、商社株などが資金逃避先として選好されやすい。
原油高、原油不足で有利な企業のリスク
- 原油価格が下落すると、原油高メリットは急速に薄れ、関連銘柄の株価も反転しやすい。
- 有事や地政学リスクの緩和で、原油高テーマへの物色が後退する可能性がある。
- 原油高感応度だけを根拠にした投資は、期待通りのパフォーマンスにならない不確実性がある。
原油高、原油不足で有利な企業の課題
- 原油高の恩恵を受ける銘柄の見極めが難しく、原油高感応度だけで投資判断するのは限定的になりやすい。
- 石油・天然ガスの将来需要や価格見通しの予測が難しい。
- 原油高の恩恵を実際の収益につなげるには、権益保有、在庫評価益、価格転嫁の条件が必要になる。
関連銘柄を網羅的に紹介します。
INPEX(1605)
原油高、原油不足で有利な企業における役割
原油・天然ガスの上流開発で、原油高が収益に直結しやすい
原油高、原油不足で有利な企業における強み
- 原油・ガス価格の上昇が利益に直接反映されやすい収益構造
- 日本最大規模のエネルギー開発企業で、確認埋蔵量が大きい
- 推定埋蔵量も厚く、長期的な生産余力がある
- 低炭素なエネルギーの安定供給を掲げる事業基盤がある
原油高、原油不足で有利な企業におけるリスク
- 原油・ガス価格が下落すると業績が悪化しやすい
- 原油・天然ガスが米ドル建て中心のため、円高で円ベース収益が押し下げられる
- 中東情勢など地政学リスクが高まると、操業停止や資産毀損、輸送ルート遮断の懸念がある
- 脱炭素・エネルギー転換の進展で、長期的に化石燃料需要が減退するリスクがある
原油高、原油不足で有利な企業における競合
- 石油資源開発(1662):原油高・エネルギー不足の局面でINPEXと並ぶ石油・天然ガス開発会社として比較対象になりやすい
- ENEOSホールディングス(5020):石油関連株として原油高の恩恵を受けやすく、テーマ面で比較されやすい
- 出光興産(5019):石油関連株として原油高の恩恵を受けやすく、テーマ面で比較されやすい
- コスモエネルギーホールディングス(5021):石油関連株として原油高の恩恵を受けやすく、テーマ面で比較されやすい
石油資源開発(1662)
原油高、原油不足で有利な企業における役割
原油・天然ガスの探鉱開発を手がけ、原油高の恩恵を受けやすい
原油高、原油不足で有利な企業における強み
- 石油・天然ガスの探鉱、開発、生産、販売を行う上流事業に特化している
- 国内外で油ガス田を保有し、原油・天然ガス価格の上昇が収益に直結しやすい
- E&Pから輸送・販売までの総合技術力と、天然ガスの安定供給を支える国内インフラ基盤がある
原油高、原油不足で有利な企業におけるリスク
- 探鉱・開発・生産・輸送の各段階で操業上の事故や災害が発生するリスクがある
- 原油・天然ガスの価格変動や需給環境、地政学的な緊張で業績が左右されやすい
原油高、原油不足で有利な企業における競合
- INPEX(1605):同じ石油・天然ガスの上流事業を手掛ける国内大手で、原油高局面の比較対象になりやすい
- ENEOSホールディングス(5020):石油元売りの大手で、原油高・供給不安局面の関連銘柄として比較されやすい
- 出光興産(5019):石油元売り大手として、原油高メリット銘柄の比較対象になりやすい
- コスモエネルギーホールディングス(5021):石油業界の大手として、原油市況の影響を受ける比較対象になりやすい
- 三菱商事(8058):資源権益を持つ総合商社で、原油高による利益拡大が見込まれる比較対象
- 三井物産(8031):資源権益を持つ総合商社で、原油高メリットの比較対象になりやすい
出光興産(5019)
原油高、原油不足で有利な企業における役割
石油元売り・精製を担い、原油高局面で在庫評価益や製品価格転嫁の恩恵を受けやすい
原油高、原油不足で有利な企業における強み
- 原油高局面では、保有する備蓄在庫の評価益が利益を押し上げやすい
- 重質原油を分解して高付加価値製品に変える高度な精製装置を持ち、多様な原油を処理できる
- 原油の供給制約がある局面でも、調達の多角化と技術力がコスト競争力につながる
原油高、原油不足で有利な企業におけるリスク
- 原油価格の下落局面では、備蓄原油の在庫評価損で利益が悪化しやすい
- 原油価格の急激な変動で業績が振れやすい
- 原油調達が特定地域に偏る可能性があり、調達リスクを抱える
- 国内ガソリン需要の縮小が続くと、石油事業の構造的な逆風になる
原油高、原油不足で有利な企業における競合
- ENEOSホールディングス(5020):石油元売り大手で、原油高局面の在庫評価益や製品価格転嫁の面で比較対象になりやすい
- コスモエネルギーホールディングス(5021):石油元売り大手3社の一角で、出光興産と同じ国内元売り競合として比較される
- INPEX(1605):原油高で恩恵を受ける上流の石油開発企業として、同テーマの比較対象になりやすい
- 石油資源開発(1662):原油高や供給不安で恩恵を受ける石油開発企業として、同テーマで競合・比較対象になりやすい
ENEOSホールディングス(5020)
原油高、原油不足で有利な企業における役割
石油元売り大手として、原油高局面で在庫評価益や製品価格上昇による採算改善が期待される
原油高、原油不足で有利な企業における強み
- 国内最大手の石油元売りとしての圧倒的な事業基盤
- 原油高で在庫評価益が発生しやすく、利益を押し上げやすい
- JX石油開発などを通じた上流事業を持ち、原油高の恩恵を受けやすい
- 国内ガソリン販売シェア約3割、全国約1万3,000箇所のサービスステーション網を持つ
原油高、原油不足で有利な企業におけるリスク
- 原油価格の反落で在庫評価損が出て業績が悪化しやすい
- 脱炭素化の進展で石油需要が減少するリスクがある
- 資源価格下落や円高で石油・天然ガス開発事業が伸び悩む可能性がある
- 石油需要の先細りや製油所トラブル、人手不足などの事業課題が指摘されている
原油高、原油不足で有利な企業における競合
- 出光興産(5019):国内大手の石油元売りで、原油高時の在庫評価益が期待される競合
- コスモエネルギーホールディングス(5021):国内大手の石油元売りで、ENEOSと並ぶ原油高メリット銘柄として比較される
- INPEX(1605):原油・天然ガスの上流開発企業で、原油高局面で恩恵を受ける競合
- 石油資源開発(1662):石油・天然ガスの開発会社として、原油高の恩恵を受ける比較対象
コスモエネルギーホールディングス(5021)
原油高、原油不足で有利な企業における役割
石油元売り大手として、原油高局面で在庫評価益や販売マージン改善の恩恵を受けやすい
原油高、原油不足で有利な企業における強み
- 石油の上流(開発)から下流(販売)までをカバーする事業構造を持つ
- 原油高局面で備蓄原油の在庫評価益が発生しやすく、利益押し上げ要因になる
- 国内第3位の石油元売りとして、原油高局面では同業他社と同様に増益要因を受けやすい
原油高、原油不足で有利な企業におけるリスク
- 特定の中東依存による供給リスクがある
- 需要減退で業績が下振れするリスクがある
- 原油価格下落と円高で減収減益になりやすい
原油高、原油不足で有利な企業における競合
- ENEOSホールディングス(5020):国内の石油元売り大手で、原油高時の在庫評価益や燃料販売で競合する
- 出光興産(5019):国内の石油元売り大手で、原油高局面の恩恵や燃料市場で競合する
三井物産(8031)
原油高、原油不足で有利な企業における役割
資源権益を持ち、原油高で収益が拡大しやすい総合商社
原油高、原油不足で有利な企業における強み
- 資源・エネルギー分野への依存度と投資集中度が高く、原油高の恩恵を受けやすい
- 世界各地で石油・天然ガスの上流権益を多数保有している
- LNGに強く、原油不足局面で代替エネルギー需要の高まりを取り込みやすい
原油高、原油不足で有利な企業におけるリスク
- 資源価格への依存が大きく、原油市況が弱い局面では業績が振れやすい
- 資源商社としての特性上、市況依存からの脱却が課題とされている
- 脱原油・脱資源への変革圧力があり、事業ポートフォリオ転換が必要
原油高、原油不足で有利な企業における競合
- 三菱商事(8058):総合商社の中で資源分野に強く、原油高・資源高の恩恵を受ける比較対象として挙げられている
- INPEX(1605):石油・天然ガスの上流開発に強みがあり、原油高局面で直接恩恵を受ける企業として比較される
- 石油資源開発(1662):国内外の油ガス田開発を行う上流企業として、原油高・原油不足局面の比較対象になる
- ENEOSホールディングス(5020):石油業界大手として、原油価格の変動が業績に影響する比較対象に挙がる
- 出光興産(5019):石油元売り大手として、原油高の影響を受ける同業比較の対象になる
- コスモエネルギーホールディングス(5021):石油元売り大手として、原油市況に連動しやすい比較対象に挙げられる
三菱商事(8058)
原油高、原油不足で有利な企業における役割
LNGや原油権益を持ち、原油高で恩恵を受けやすい総合商社
原油高、原油不足で有利な企業における強み
- 自社で石油・天然ガスなどの上流権益を多数保有しており、原油高の恩恵を受けやすい
- LNGの供給体制に強みがあり、エネルギー不足局面で代替需要を取り込みやすい
- 金属資源でも世界トップクラスの権益を持ち、資源高局面で収益を下支えしやすい
- 資源関連から国内石油製品販売まで含む供給網を持ち、エネルギー需要の変化に対応しやすい
原油高、原油不足で有利な企業におけるリスク
- 資源価格の変動に業績が左右されやすい
- 大型資源案件では減損リスクがある
- LNG開発など難易度の高い案件は実行リスクがある
- 原料炭など一部資源では構造的な逆風が指摘されている
原油高、原油不足で有利な企業における競合
- 三井物産:原油価格の上昇や供給不足局面で、資源比率が高く業績が資源価格に連動しやすい同業の総合商社
- I(NPEX):石油・ガスの権益を持つ上流企業として、原油高の恩恵を受ける同テーマの比較対象
- 石油資源開発:石油やガスの権益を持つ資源開発企業として、原油高・エネルギー不足局面で比較されやすい
住友商事(8053)
原油高、原油不足で有利な企業における役割
上流資源権益やエネルギー関連事業を持つ総合商社
原油高、原油不足で有利な企業における強み
- 非資源分野に強みがある
- 金属、輸送機・建機、メディア・生活関連、不動産、メディア・デジタル事業に強い
原油高、原油不足で有利な企業におけるリスク
- 過去の巨額損失の教訓から、資源投資のリスク管理が課題
- 資源事業の運営力強化が必要とされている
原油高、原油不足で有利な企業における競合
- 三井物産(8031):五大商社の同業で、原油高の恩恵を受けやすい資源分野の比較対象
- 三菱商事(8058):五大商社の同業で、資源価格上昇局面で業績影響を比較されやすい
- 伊藤忠商事(8001):五大商社の同業で、非資源・資源の事業構成を比較される
- 丸紅(8002):五大商社の同業で、資源関連の収益感応度を比較されやすい
日揮ホールディングス(1963)
原油高、原油不足で有利な企業における役割
産油国向けのプラント・エンジニアリング案件で受注増が期待される
原油高、原油不足で有利な企業における強み
- 原油高・原油不足局面では、産油国の投資意欲向上によるプラント受注拡大の恩恵を受けやすい
- エネルギー安全保障の強化局面で、石油・天然ガス精製プラントやインフラ整備需要を取り込みやすい
- 世界約80カ国・2万件超のプロジェクト実績があり、大型案件の獲得に強みがある
原油高、原油不足で有利な企業におけるリスク
- 受注構造に業績が左右されやすい
- 世界情勢に起因するリスクの影響を受けやすい
原油高、原油不足で有利な企業における競合
- 千代田化工建設(6366):同じプラントエンジニアリング大手で、得意領域が重なる競合
- 東洋エンジニアリング(6330):日系大手3社の一角で、同じプラントエンジニアリング分野の競合
千代田化工建設(6366)
原油高、原油不足で有利な企業における役割
LNGなどエネルギー関連プラント需要の増加で恩恵を受けやすい
原油高、原油不足で有利な企業における強み
- 原油高・原油不足局面で、産油国やエネルギー企業の設備投資増を取り込みやすい
- 石油・天然ガス、LNGプラントの設計・建設(EPC)に強みがある
- 長年培った高度な分析・解析サービスとデジタル技術を組み合わせる体制がある
原油高、原油不足で有利な企業におけるリスク
- ランプサム(一括請負)の固定価格契約が多く、資材費や人件費の上昇を価格転嫁しにくい
- 工事遅延がそのまま巨額損失につながりやすい
- 米国LNG案件のように大型案件で大きな損失を計上するリスクがある
- 5期中2期赤字、自己資本比率5.1%と財務基盤が脆弱
原油高、原油不足で有利な企業における競合
- 日揮ホールディングス(1963):石油・ガス関連の大型プラントやEPCで競合するため
- 東洋エンジニアリング(6330):プラントエンジニアリング業界の主要企業で、石油・ガスプラント案件で競合するため
三井海洋開発(6269)
原油高、原油不足で有利な企業における役割
FPSOなど海洋石油・ガス開発設備を担い、原油高で海洋開発投資が増える恩恵を受けやすい
原油高、原油不足で有利な企業における強み
- 海洋石油・ガス生産を支えるFPSOなどのインフラ提供に強い
- FPSOの設計・資材調達・建造・据付から長期リースまで一貫対応できる
- 20年以上の長期リースによる安定収入が見込める
- 超大水深・深海油田に強く、原油高局面で新規開発需要の恩恵を受けやすい
原油高、原油不足で有利な企業におけるリスク
- 原油高の恩恵はあるが、短期的な原油価格変動に業績が直結する銘柄ではない
- 世界情勢の不透明化や原油価格変動が事業環境に影響しうる
- 契約相手方が欧米メジャーを中心とする石油開発会社で、顧客依存の影響を受けやすい
- 海洋プラントの事故や操業トラブルが需要とリスクの両面で顕在化しやすい
原油高、原油不足で有利な企業における競合
- 日揮ホールディングス(1963):海洋石油・ガス設備やプラントEPCIで競合しうる同業として挙げられている
- 千代田化工建設(6366):プラント建設・EPCI分野で競合しうる同業として挙げられている
- 東洋エンジニアリング(6330):プラントEPCIやエネルギー関連設備で競合しうる同業として挙げられている
東洋エンジニアリング(6330)
原油高、原油不足で有利な企業における役割
資源国向けプラント建設を担い、原油高で産油国の投資余力が増える恩恵を受けやすい
原油高、原油不足で有利な企業における強み
- 石油化学・肥料プラントのEPCに強みがある
- 原油高で進む産油国のケミカルシフト需要を取り込みやすい
- アンモニア、尿素、エチレンなどで世界的な優位性のある経験・技術を持つ
- 海外売上比率が高く、海外案件の実績がある
原油高、原油不足で有利な企業におけるリスク
- 特定プロジェクトで工事終盤のコスト増が発生しやすい
- 海外火力発電案件の遅延などで最終赤字に転落するリスクがある
- 業績の乱高下が起きやすい
原油高、原油不足で有利な企業における競合
- 日揮ホールディングス:プラントエンジニアリング大手で、LNGや大型プラント案件を手がける直接競合
- 千代田化工建設:プラントエンジニアリング大手で、LNG関連を含む大型EPC案件の競合
K&Oエナジーグループ(1663)
原油高、原油不足で有利な企業における役割
国産天然ガスの開発・販売で、資源価格上昇の恩恵を受けやすい
原油高、原油不足で有利な企業における強み
- 千葉県の南関東ガス田に基盤を持つ国産天然ガスの生産・販売で、海外情勢に左右されにくい
- 生産した天然ガスを千葉県で消費する「千産千消」により、環境負荷の低減とコスト競争力向上が期待できる
- 原油高局面では、エネルギー価格上昇の追い風を受けやすい
- 天然ガスに加えてヨウ素も主軸事業で、エネルギー以外の収益源を持つ
原油高、原油不足で有利な企業におけるリスク
- 天然ガス価格が輸入原油価格(JCC価格)に連動する契約があり、原油安になると収益が悪化しやすい
- エネルギー価格が下落すると、国産資源としてのコスト優位性が薄れる
- 地政学リスクの沈静化や供給不足の解消で、原油高局面への期待が剥落する可能性がある
- 輸入エネルギー価格の影響で主力ガスの販売価格が下がると、減収につながる可能性がある
原油高、原油不足で有利な企業における競合
- INPEX(1605):原油・天然ガスの開発生産を行う資源エネルギー企業で、原油高局面の比較対象になりやすい
- 石油資源開発(1662):国内外で石油・天然ガスを扱う資源開発企業で、天然ガス関連の競合として見られやすい
- ENEOSホールディングス(5020):石油・エネルギー大手で、原油価格変動の影響を受ける比較対象になりやすい
- 出光興産(5019):石油元売り大手で、原油高・原油不足のテーマで比較されやすい
- コスモエネルギーホールディングス(5021):石油精製・販売を手がけるエネルギー企業で、原油価格変動の影響を受ける競合として挙げられやすい
関東天然瓦斯開発(1661)
原油高、原油不足で有利な企業における役割
国産天然ガスの採掘・販売で、原油高局面の資源価格上昇の恩恵を受けやすい
原油高、原油不足で有利な企業における強み
- 千葉県の南関東ガス田で自社採掘する国内完結型の天然ガス供給体制を持つ
- 輸入原油や輸入LNGへの依存が小さく、原油高・原油不足局面で相対的に有利とされる
- 副産物のヨウ素事業でも存在感があり、世界シェア約5%、国内シェア約45%との記載がある
原油高、原油不足で有利な企業におけるリスク
- 国内で自社生産するため、自然災害やサイバー攻撃などで操業停止が起きるリスクがある
- 天然ガスや石油は有限資源であり、長期的には埋蔵量制約の影響を受けうる
- 原油高局面の優位性は輸入コスト回避に依存しており、需給や操業状況の変化で優位性が弱まる可能性がある
原油高、原油不足で有利な企業における競合
- INPEX(1605):石油・天然ガス開発企業で、原油高の恩恵を受ける上流開発企業として比較対象になりやすい
- 石油資源開発(1662):国内外で石油・天然ガスの探鉱、開発、生産を行う上流企業で、国内ガス田保有という点でも競合しやすい
- 東京ガス(9531):都市ガス販売やLNG調達で競合し、天然ガス市場でライバルとされやすい
伊藤忠エネクス(8133)
原油高、原油不足で有利な企業における役割
石油製品やLPガスなどの販売を手がけ、原油高局面で価格転嫁や在庫評価益が期待される
原油高、原油不足で有利な企業における強み
- 原油高局面でも、燃料販売に加えて電力・LPガス・産業向けなど多角的なエネルギーポートフォリオで収益を確保しやすい
- 国内最大級の供給インフラを持ち、安定供給や代替需要の取り込みに強い
- 全国に拠点を置き、地域密着の営業で顧客ニーズに細かく対応できる
- ホームライフ、カーライフ、産業ビジネス、電力・ユーティリティと事業領域が広く、商材の組み合わせが可能
原油高、原油不足で有利な企業におけるリスク
- 原油高の恩恵を直接受ける上流工程企業ではないため、資源価格上昇が利益に直結しにくい
- ホルムズ海峡封鎖などの地政学リスクで石油取引に影響を受ける可能性がある
- 燃料商社として、原油や燃料の国際情勢・供給制約の影響を受けやすい
原油高、原油不足で有利な企業における競合
- INPEX(1605):原油・天然ガスの探鉱開発生産を行い、原油高で直接恩恵を受ける競合
- 石油資源開発(1662):国内外で石油・天然ガスの探鉱開発生産を行う上流企業で、資源高局面の比較対象
- ENEOSホールディングス(5020):石油元売り大手として燃料販売・供給で競合しやすい
- 出光興産(5019):石油元売り大手として、燃料・エネルギー供給分野で競合する
- コスモエネルギーホールディングス(5021):石油元売り大手の一角で、原油・燃料関連の市場で競合する
三愛オブリ(8097)
原油高、原油不足で有利な企業における役割
航空給油や石油製品販売を担い、原油高局面で関連収益が注目される
原油高、原油不足で有利な企業における強み
- 羽田空港のハイドラントシステムを独占的に運営し、航空燃料の保管・給油を一手に担う
- 原油高局面では、石油製品の在庫評価益が利益を押し上げやすい
- 石油製品の販売価格上昇により、売上高が伸びやすい
原油高、原油不足で有利な企業におけるリスク
- 仕入価格の上昇が利益を圧迫しやすい
- 需要減退で販売数量が落ちるリスクがある
原油高、原油不足で有利な企業における競合
- 岩谷産業:同業他社として挙げられるエネルギー関連企業
- 伊藤忠エネクス:同業他社として挙げられるエネルギー関連企業
- ミツウロコグループホールディングス:同業他社として挙げられるエネルギー関連企業
- カメイ:同業他社として挙げられるエネルギー関連企業
- シナネンホールディングス:同業他社として挙げられるエネルギー関連企業
- サーラコーポレーション:同業他社として挙げられるエネルギー関連企業
カメイ(8037)
原油高、原油不足で有利な企業における役割
東北地盤の燃料商社として石油製品の流通・販売を担う
原油高、原油不足で有利な企業における強み
- 東北最大の石油・LPガス卸で、ENEOSなどの特約店として燃料販売網を持つ
- ガソリン、灯油、軽油、重油、LPガスを扱っており、原油高や供給逼迫時に価格転嫁や在庫評価益の恩恵を受けやすい
- エネルギー事業の売上比率が高く、原油高テーマとの関連が強い
原油高、原油不足で有利な企業におけるリスク
- 原油価格が下落すると石油製品価格が低下し、売上・利益が悪化しやすい
- エネルギー事業への依存が大きく、原油相場や需給変動の影響を受けやすい
原油高、原油不足で有利な企業における競合
- ENEOSホールディングス(5020):国内最大手の石油元売りで、燃料販売・流通の面で競合する
- 出光興産(5019):石油元売り大手として、ガソリンや石油製品の販売で競合する
- コスモエネルギーホールディングス(5021):石油元売り大手として、燃料供給・販売で競合する
- 伊藤忠エネクス(8133):石油製品やLPガスを扱うエネルギー卸で、同業の競合先
- 三愛オブリ(8097):石油製品の卸売・販売を行う同業で、エネルギー流通分野で競合する
- 岩谷産業(8088):LPガスなどエネルギー商材を扱い、燃料流通分野で競合する
松屋フーズホールディングス(9887)
原油高、原油不足で有利な企業における役割
原油高に伴う食料品値上げ局面で、低価格外食需要を取り込みやすい
原油高、原油不足で有利な企業における強み
- 新店効果でコスト増を吸収できる
- 原材料・光熱費・配送費の上昇に対して価格改定で対応している
原油高、原油不足で有利な企業におけるリスク
- 原油高で物流コストや原材料費が上昇しやすい
- 食材高が利益を圧迫している
- 公募増資による希薄化懸念がある
原油高、原油不足で有利な企業における競合
- 吉野家ホールディングス(9861):牛丼チェーン大手として松屋と同じ外食・牛丼市場で競合する
- ゼンショーホールディングス(7550):牛丼チェーン『すき家』を展開し、松屋と牛丼チェーンで競合する
丸紅(8002)
原油高、原油不足で有利な企業における役割
資源権益を持つ総合商社として、原油高で利益を押し上げやすい
原油高、原油不足で有利な企業における強み
- 石油・ガス・LNGなどの上流資源権益を持ち、原油高が利益に直結しやすい
- 穀物事業と電力事業が強く、原油不足局面でもエネルギー需要を補完しやすい
- 穀物取扱量が国内No.1とされ、非資源分野でも収益基盤がある
原油高、原油不足で有利な企業におけるリスク
- 原油価格が急落すると、資源関連利益が減少し大幅な減損につながるリスクがある
- 海外資源権益は地政学・政策リスクの影響を受けやすく、サハリン1のような資産減額リスクがある
原油高、原油不足で有利な企業における競合
- 三菱商事:5大商社の同業で、資源・エネルギー分野の収益を競う
- 三井物産:5大商社の同業で、原油高局面の資源利益を比較されやすい
- 伊藤忠商事:5大商社の同業で、総合商社として資源・非資源の収益力を競う
- 住友商事:資源価格急落時に丸紅と並んで分析対象となる総合商社の競合
- I(NPEX):石油・ガスの開発に特化しており、原油高の恩恵を受ける資源開発企業として競合しやすい
伊藤忠商事(8001)
原油高、原油不足で有利な企業における役割
資源権益を持つ総合商社として、原油高の恩恵を受けやすい
原油高、原油不足で有利な企業における強み
- 非資源分野への圧倒的な強みがある
- 食料・生活資材・繊維・住生活・情報・機械など生活に近い事業に強い
- 非資源分野を中心とした安定的な収益基盤を持つ
原油高、原油不足で有利な企業におけるリスク
- 原油高の恩恵は資源権益や上流企業に直接出やすく、非資源分野中心の伊藤忠は恩恵が相対的に小さい
- 資源相場に頼らない事業構成のため、原油高局面での業績押し上げ効果が限定的になりやすい
- 中東・ペルシャ湾周辺の地政学リスクで、原油や石油製品の出荷に一部影響が出る
原油高、原油不足で有利な企業における競合
- 三菱商事:資源分野の比重が高く、原油高局面で恩恵を受けやすい総合商社として比較対象になる
- 三井物産:資源相場の影響を受けやすく、原油高・供給不足の局面で有利になりやすい総合商社として比較対象になる
- I(NPEX):原油・天然ガスの上流開発企業で、原油高の利益を直接取り込みやすい比較対象になる
TREホールディングス(9247)
原油高、原油不足で有利な企業における役割
リサイクル関連として、資源高や原油不足局面で注目される
原油高、原油不足で有利な企業における強み
- 廃棄物を資源やエネルギーに変える「静脈産業」のプラットフォームである
- あらゆる廃棄物から資源やエネルギーを生み出す「WX環境企業」として、サーキュラーエコノミーを掲げている
- 未利用材を調達してチップ製造から発電・電力小売までの国内一貫体制を持つ
- 未利用木材や建設系廃棄物、廃プラスチックなどを燃料・再資源化に活用できる
原油高、原油不足で有利な企業におけるリスク
- 廃棄物収集運搬で使うトラック燃料費の上昇により物流コストが増える
- 破砕・焼却・再資源化などの工程で使う電力コストが上昇しやすい
- 原油・天然ガス不足による電気料金上昇が工場運営コストを押し上げる
- 原油高に伴う市況変動で、売上増と仕入価格上昇が同時に起きると採算が悪化しうる
原油高、原油不足で有利な企業における競合
- エンビプロ・ホールディングス(5698):金属リサイクルや産業廃棄物処理に強く、原油高局面の循環型資源関連として比較される
- ダイセキ(9336):廃油・廃液の処理と再資源化で大手であり、原油高で再生重油需要が高まる点で競合する
- アミタホールディングス(2195):廃棄物の再資源化・循環型社会関連で、TREホールディングスと同じテーマで比較対象になりやすい
日本コークス工業(3315)
原油高、原油不足で有利な企業における役割
石炭・コークス製品で、原油高時の代替需要を受けやすい
原油高、原油不足で有利な企業における強み
- 原油高・原油不足の局面で、石炭・コークスが代替エネルギーとして需要増になりやすい
- 石炭火力の稼働率引き上げなど、国策・エネルギー政策の転換が追い風になりやすい
- 石炭は安定供給や経済性の面で優れたエネルギー源とされる
原油高、原油不足で有利な企業におけるリスク
- 低位株として投資資金の流入を受けやすく、株価の値動きが大きくなりやすい
- 株価が業績動向に敏感に反応しやすい
- 老朽コークス炉の休止や新鋭炉への切り替えに伴い、設備更新・生産体制の移行負担が生じうる
原油高、原油不足で有利な企業における競合
- 日本精蝋(5010):石油・石炭製品銘柄として同じテーマで比較されやすい
- 石油資源開発(1662):原油高局面で注目されるエネルギー関連として同テーマで比較されやすい
日本精蝋(5010)
原油高、原油不足で有利な企業における役割
石油由来ワックスの製造で、原油高局面の価格転嫁が追い風になりやすい
原油高、原油不足で有利な企業における強み
- ワックス(蝋)特化の精製業者で、原油高局面でも高付加価値品に寄せやすい
- 原油から取れるワックス成分の比率を高め、重油など利幅の薄い製品を抑えやすい
- 国内パラフィンワックス市場で約7割のシェアを持つ
- NIPPON SEIROブランドで世界約30カ国に輸出している
原油高、原油不足で有利な企業におけるリスク
- 原料油を良質なワックス含有量が多い東南アジア産原油に多く依存しており、調達不安がある
- 原料の安定的な調達が業績の前提となるため、供給不足の影響を受けやすい
- 汎用品のワックスは海外メーカーとの競争が激しく、販売価格が下落基調になりやすい
原油高、原油不足で有利な企業における競合
- ENEOSホールディングス:石油元売り大手として、日本精蝋の原料供給元・比較対象になりやすい
- 出光興産:石油元売り大手として、日本精蝋の原料供給元・比較対象になりやすい
- コスモエネルギーホールディングス:石油元売り大手として、日本精蝋の原料供給元・比較対象になりやすい
MORESCO(5018)
原油高、原油不足で有利な企業における役割
特殊潤滑油などの石油化学製品で、原油高時に値上げしやすい
原油高、原油不足で有利な企業における強み
- ニッチ分野で圧倒的シェアを持つ
- 原油高局面でも高い価格転嫁力がある
- 特殊潤滑油などで自社独自のコア技術を持つ
原油高、原油不足で有利な企業におけるリスク
- 原油やナフサなどの原材料費上昇が利益率を圧迫する可能性がある
- 製品価格への転嫁が遅れると採算が悪化する
- 主力製品が自動車産業向けで、景気減速や新車販売低迷の影響を受けやすい
原油高、原油不足で有利な企業における競合
- ユシロ化学工業(5013):工作機械用の金属加工油剤でMORESCOと重なり、自動車産業向けでも競合する
- ビーピー・カストロール(5015):高級潤滑油分野でMORESCOと市場を分け合う競合先
- 日本精蝋(5010):MORESCOのワックス分野で直接競合するパラフィンワックス大手
ユシロ化学工業(5013)
原油高、原油不足で有利な企業における役割
切削油剤などの潤滑油関連で、原油高時の製品価格改定が期待される
原油高、原油不足で有利な企業における強み
- 金属加工油剤で国内トップメーカーであること
- 原油高・原油不足局面で代替技術を提供できること
- コスト転嫁力があること
- 研究力を強みとして新分野の研究を継続していること
- 海外売上高比率が約60%とされること
原油高、原油不足で有利な企業におけるリスク
- 石油を原料とするため、原材料価格の変動が業績に直結しやすいこと
- 原料の調達と確保に課題があること
- 価格施策によって財政状態や経営成績に影響が出る可能性があること
- 原材料価格高騰やM&A費用計上で減益となる可能性があること
原油高、原油不足で有利な企業における競合
- 調査結果には明確な記載がありません。
ビーピー・カストロール(5015)
原油高、原油不足で有利な企業における役割
自動車用潤滑油の販売で、原油高による販売価格上昇が追い風になりやすい
原油高、原油不足で有利な企業における強み
- 環境配慮型の低粘度・高付加価値オイルを展開している
- オイル販売が持ち直す局面がある
原油高、原油不足で有利な企業におけるリスク
- 原材料である原油価格の上昇が利益を圧迫しやすい
- 新車登録台数が伸びないと自動車用オイルの販売数量が伸びにくい
- 販売競争の激化が採算悪化の重荷になる
原油高、原油不足で有利な企業における競合
- ENEOSホールディングス(5020):潤滑油市場で比較対象として挙げられており、同分野で競合するため
- Shell:ディーゼルエンジンオイル市場の競合分析で挙がっており、潤滑油分野で競合するため
- Exxon Mobil:ディーゼルエンジンオイル市場の競合分析で挙がっており、潤滑油分野で競合するため
- T(OTAL):ディーゼルエンジンオイル市場の競合分析で挙がっており、潤滑油分野で競合するため
- Liqui Moly:ディーゼルエンジンオイル市場の競合分析で挙がっており、潤滑油分野で競合するため
日本郵船(9101)
原油高、原油不足で有利な企業における役割
原油や石油製品の海上輸送で、タンカー運賃上昇の恩恵を受ける
原油高、原油不足で有利な企業における強み
- 国内海運最大手で、原油高・エネルギー不足局面でも注目されやすい
- 地政学要因や供給制約で運賃が上昇しやすく、収益面の追い風を受けやすい
- コンテナ船運賃の堅調推移や業績上方修正、高い株主還元が評価材料になっている
- エネルギー輸送やLNG輸送に加え、次世代エネルギー輸送など新領域への投資を進めている
原油高、原油不足で有利な企業におけるリスク
- 原油高は船舶燃料費(バンカー代)の上昇につながり、営業コストを押し上げる
- 燃油サーチャージで吸収しきれない場合、利益を圧迫する
- 原油高やエネルギー価格上昇が世界景気を冷やすと、荷動きが鈍化する
- ホルムズ海峡などの地政学リスクで航路変更や輸送混乱が発生する
- 業績が下振れすると配当や株主還元の見直しリスクがある
原油高、原油不足で有利な企業における競合
- 商船三井(9104):日本郵船と並ぶ大手海運会社で、原油高局面のタンカー運賃やエネルギー輸送需要を巡る比較対象になりやすい
- 川崎汽船(9107):日本郵船と同じ海運大手で、原油高・供給不足による運賃上昇の恩恵を受ける同業競争相手
商船三井(9104)
原油高、原油不足で有利な企業における役割
エネルギー輸送、とくにLNG船・タンカー需要増で収益改善が期待される
原油高、原油不足で有利な企業における強み
- LNG船保有隻数で世界トップクラスの船隊を持ち、エネルギー輸送で優位
- 原油高・原油不足の局面で代替エネルギーとしてLNG需要増を取り込みやすい
- LNG輸送は長期契約が多く、市況変動の影響を受けにくい安定収益源になりやすい
原油高、原油不足で有利な企業におけるリスク
- 中東情勢の緊迫やホルムズ海峡封鎖など、地政学リスクで航行停止や輸送混乱が起こりうる
- 原油高局面では燃料費などのコスト増圧力を受けやすい
- 海運ルートの正常化や需給緩和でタンカー運賃が下落すると業績の追い風が弱まる
原油高、原油不足で有利な企業における競合
- 日本郵船(9101):国内の総合海運大手として同じ海運市場で競合
- 川崎汽船(9107):国内の同業海運会社として競合
川崎汽船(9107)
原油高、原油不足で有利な企業における役割
海上輸送市況の上昇、とくにエネルギー関連輸送の追い風を受ける
原油高、原油不足で有利な企業における強み
- 原油不足や供給不安で航路変更・代替調達が起きると、運賃上昇の恩恵を受けやすい
- 原油高局面で海洋エネルギー開発が活発化すると、FPSOなど海洋事業に追い風となる
- ドル建て収益が多く、円安局面では換算利益を得やすい
原油高、原油不足で有利な企業におけるリスク
- 原油高は燃料費増につながり、海運コストを押し上げる
- 中東情勢などで船舶の待機や航路制限が起きると、運航面のリスクが高まる
- 海運一本足になりやすく、業績の振れ幅が大きい
原油高、原油不足で有利な企業における競合
- 日本郵船(9101):海運大手3社の一角で、原油高・供給不安局面の運賃上昇や資源輸送需要で比較されやすい競合
- 商船三井(9104):海運大手3社の一角で、川崎汽船と同様にエネルギー輸送や運賃市況の恩恵を受ける競合
日本石油輸送(9074)
原油高、原油不足で有利な企業における役割
石油製品の鉄道・タンク車輸送を担い、供給混乱時の輸送需要が見込まれる
原油高、原油不足で有利な企業における強み
- 国内の石油タンク車保有数でシェア1位
- ENEOSなど石油元売り各社との強いネットワークを持つ
- 鉄道による大量・安定輸送ができ、災害時や供給不安時のBCP上の価値が高い
原油高、原油不足で有利な企業におけるリスク
- 原油高そのものの在庫評価益などを得る業態ではなく、値上がり局面の直接的な恩恵は限定的
- 石油製品の輸送需要や石油元売り各社との取引動向に業績が左右されやすい
- 鉄道・陸上・海上など他の物流手段や同業物流会社との競争がある
原油高、原油不足で有利な企業における競合
- センコーグループホールディングス(9069):総合物流大手として石油製品の輸送も手がけ、物流領域が重なる
- 丸全昭和運輸(9068):タンクローリー輸送などエネルギー関連物流で事業が重なる
- 西日本車輌運輸:石油製品や液化石油ガスの輸送で事業領域が重なる
- ENEOSホールディングス(5020):石油元売り直系の物流部門が石油製品輸送で競合しうる
まとめ
本記事ではKabuMartの独自調査結果をまとめました。投資の参考にしてみてください。
また、KabuMartでは本記事のような調査を利用者の方も実施することができます。