
スマートシティの関連銘柄
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KabuMart調査日:2026年03月27日
スマートシティの全体像
スマートシティについて
スマートシティは、ICT、AI、IoTなどの先端技術を活用して、都市のインフラやサービスを効率化し、都市が抱える課題を解決しながら、住みやすさやQOLの向上を目指す都市のことです。 検索データでは、持続可能な都市づくり、住民中心のWell-Being向上、都市機能の最適化が重要な要素として示されています。交通、防災、エネルギー、教育、まちづくりなど、複数分野にまたがるデータ活用とサービス連携が前提になっています。
スマートシティの社会的影響
- 都市インフラや行政サービスの効率化・高度化につながる
- 新たな産業の創出と育成、事業の多角化の機会を生む
- エネルギーの効率的な利用と供給、地域のエネルギー最適管理に寄与する
- 防災・減災や交通最適化など、都市課題の解決効果が期待される
- 複数分野にまたがるスマートサービスの提供により、地域全体の価値向上につながる
- 住みやすい街づくりや社会的価値の向上を評価する対象になる
スマートシティのリスク
- サイバー攻撃により、交通・電力・水道など重要インフラが停止し、都市機能が麻痺するリスクがある
- IoT機器のマルウェア感染が、DDoS攻撃の踏み台にされる恐れがある
- 防災データなどの改ざんにより、避難判断を誤らせる重大な影響が生じる可能性がある
- カメラやセンサー由来の生活データ・個人情報が漏洩、または意図しない形で利用される懸念がある
- 公共空間に設置された機器の物理的破壊や不正アクセスのリスクがある
- 他のインフラへ影響が波及し、問題が大規模化する可能性がある
スマートシティの課題
- 住民の移動履歴や購買データ、ヘルスケア情報などを活用する中で、プライバシー保護との両立が必要
- 都市全体がネットワークでつながるため、サイバーセキュリティ対策の強化が必要
- 分野ごとにバラバラなデータを統合するデータ連携基盤(都市OS)の構築が技術的に難しい
- 都市OSの構築・運用には、人材不足や資金不足が課題となる
- システム障害が都市機能停止につながるため、運用面の安定性確保が必要
- 社会実装には、行政・民間・住民の合意形成を進める必要がある
関連銘柄を網羅的に紹介します。
トヨタ自動車(7203)
スマートシティにおける役割
実証都市Woven Cityなど次世代モビリティを通じてスマートシティを推進
スマートシティにおける強み
- モビリティを核にした実生活のプラットフォームをゼロから自社で構築できる
- 私有地のため規制の制約が少なく、自動運転車やロボットの実証を迅速に進めやすい
- 三層構造の道路設計など、都市設計そのものを含めて実装できる
- NTTなどとの協業を通じて、MaaSからスマートシティ事業化まで進めやすい
スマートシティにおけるリスク
- 街全体がネットワーク化されることで、サイバー攻撃により都市機能が麻痺するリスクがある
- カメラやセンサーによるデータ収集が、プライバシー侵害や監視社会への懸念につながる
- 企業のデータ独占やネットワークトラブルによる都市機能障害のリスクがある
- スマートシティの導入・運営には莫大なコストがかかりやすい
- 自動運転の判断など、倫理的課題への対応が求められる
スマートシティにおける競合
- Alphabet(Google):Sidewalk Labsなどでスマートシティ開発を進め、都市OSやデータプラットフォームで競合する
- Amazon:AWSを通じて都市データの管理・解析基盤を提供し、スマートシティの基盤領域で競合する
- Microsoft:Azureを通じて都市データの管理・解析基盤を提供し、スマートシティの基盤領域で競合する
- NTT(9432):都市課題解決やスマートシティ事業の領域で、協業相手であり競合相手でもある
- パナソニック(6752):藤沢市や横浜市でスマートタウンを推進しており、企業主導のスマートシティで競合する
- 清水建設(1803):スマートシティー争奪戦における『デジタルゼネコン』として、街づくりの領域で競合する
日立製作所(6501)
スマートシティにおける役割
エネルギー・交通・水管理など都市インフラのデジタル化を担う
スマートシティにおける強み
- OT(制御・運用技術)× IT(情報技術)× プロダクトの融合力がある
- 鉄道やエネルギーなどの社会インフラ領域で培った現場のデータ・ノウハウを持つ
- 自治体向けの共通サービス機能やエリア・データ連携基盤など、スマートシティ実装の基盤づくりに強い
- 日立市などとの共創プロジェクトを通じた実証・展開の実績がある
スマートシティにおけるリスク
- 都市機能がネットワークでつながるため、サイバー攻撃で交通・医療・エネルギー供給などが広範囲に停止するリスクがある
- 住民の行動データや健康データを集約・活用することで、プライバシー侵害や監視社会への懸念がある
- 特定企業によるデータ独占への懸念がある
スマートシティにおける競合
- NEC:ITとインフラを融合したスマートシティ系ソリューションで競合する
- 富士通:IT基盤や都市向けデジタルソリューションの提供で競合する
- NTTグループ:通信インフラやデジタル基盤を強みにスマートシティ領域で競合する
- シーメンス:グローバル市場で、IoTやインフラ統合型のスマートシティソリューションで競合する
東光高岳(6617)
スマートシティにおける役割
スマートメーターなど電力インフラ設備を提供する
スマートシティにおける強み
- 東京電力グループの中核企業として、スマートシティの基盤となるエネルギーインフラ構築に強みがある
- 電気自動車用の急速充電器開発・販売で国内トップシェア
- 100年近く電力の安定供給を支えてきた歴史と実績がある
- 分散型リソースやマイクログリッドを最適運用するためのセンサー・IoT基盤に関する知見がある
スマートシティにおけるリスク
- 変成器・変圧器類の不正試験問題により、入札停止や販売停滞など事業継続・成長戦略への影響がある
- 過去の不正を巡って株主代表訴訟の提起リスクがある
- 特定顧客への依存度が高いことがリスクとして挙げられている
スマートシティにおける競合
- 富士電機:スマートメーターや受配電設備で直接競合する重電大手
- 三菱電機:系統制御システムや電力流通設備で競合する重電メーカー
- 大崎電気工業:スマートメーター分野で競合する国内大手
日本電気(6701)
スマートシティにおける役割
スマートシティ向けの通信・ICT基盤や都市ソリューションを担う
スマートシティにおける強み
- 長年培ったICTインフラの構築実績がある
- 世界トップレベルの生体認証技術を持つ
- 都市全体のデータを統合する「都市OS」の展開力がある
- 防災・観光など都市データを統合的に収集・活用する基盤に強い
スマートシティにおけるリスク
- サイバー攻撃やネットワーク障害で都市機能が停止するリスクがある
- IoT機器の数が多く、端末個別の脆弱性が攻撃の起点になり得る
- プライバシー保護への対応が重要な課題となる
- 運用・コスト面の負担が大きくなりやすい
スマートシティにおける競合
- 富士通(6702):自治体DXやIT基盤の構築でNECと競合する
- 日立製作所(6501):エネルギーや交通などのインフラ制御とデータ利活用基盤で競合する
- NTTグループ:都市OSやデータ連携基盤を含むスマートシティ領域で競合する
- トヨタ自動車(7203):スマートシティ分野に新規参入する事業者として競合する
ソフトバンク(9434)
スマートシティにおける役割
センサーや通信を活用したスマートシティのデータ活用基盤を担う
スマートシティにおける強み
- LINE、Yahoo!、PayPayなど生活者接点の強いサービス群をグループ内に持つ
- 通信、eコマース、決済、SNSを含む国内最大級のユーザー基盤がある
- Smart City Platformによるデータ連携基盤を持ち、街全体のデジタル化を進めやすい
- 東京・竹芝地区などでスマートシティやスマートビルの実証実績がある
スマートシティにおけるリスク
- 街中のセンサーやカメラによるプライバシー侵害・監視社会への懸念がある
- 人流データなどの蓄積に対するデータ独占への反発が起こり得る
- サイバー攻撃で都市機能が停止するリスクがある
- スマートシティ投資の収益性や投資対効果が不透明になりやすい
スマートシティにおける競合
- NTTグループ:通信インフラや都市OS、次世代ネットワークでスマートシティ開発を強化しており、同領域で競合する
- KDDI:通信インフラや位置情報を活用したスマートシティ開発で競合する
- トヨタ自動車:モビリティや都市実証を含むスマートシティ領域で競合し得る
- 日立製作所:都市向けのインフラやデータ活用を含むスマートシティ領域で競合する
富士通(6702)
スマートシティにおける役割
地域ICTやスマートシティ関連のシステム基盤を提供する
スマートシティにおける強み
- 自治体・官公庁の基幹システムを長年支えてきた導入実績がある
- 全国数百の自治体や中央省庁の業務プロセスへの理解が深い
- 高度なコンピューティングとAI技術を都市のデジタル基盤に融合できる
- Fujitsu UvanceやTrusted Societyの文脈で、住民・行政・企業をデータでつなぐ提案力がある
スマートシティにおけるリスク
- スマートシティ基盤がネットワーク化されることで、サイバー攻撃により都市機能が麻痺するリスクがある
- 監視やデータ活用に伴うプライバシー侵害への懸念がある
- メインフレーム撤退に伴い、既存システムの移行や保守対応が難しくなるリスクがある
スマートシティにおける競合
- NEC(6701):行政・自治体DXやパブリックセーフティ領域のスマートシティ案件で競合
- NTTデータ(9613):通信基盤を活かした都市OSやデータ連携基盤の構築で競合
- 日立製作所(6501):社会インフラ向けITソリューションやスマートシティ案件で競合
- IBM:グローバルなシステムインテグレーターとしてDXやスマートシティ案件で競合
- アクセンチュア:外資系コンサルティングファームとしてDX推進や都市データ活用で競合
日本電信電話(9432)
スマートシティにおける役割
通信インフラと次世代ネットワーク基盤でスマートシティを支える
スマートシティにおける強み
- IOWNなど最先端の通信・光技術を活用できること
- 大容量・低遅延の通信基盤を前提に、地上・エッジ・クラウドをつなぐ高速分散コンピューティングを展開できること
- データ利活用基盤やデジタルツインを含め、都市のデジタル基盤を包括的に構築・運用できること
- トヨタ自動車など強力なパートナーシップを持ち、スマートシティを共同推進できること
スマートシティにおけるリスク
- 住民情報や都市データを扱うため、プライバシー保護への懸念が大きいこと
- サイバー攻撃やネットワーク障害への対策が必要なこと
- スマートシティの導入・運用に莫大なコストがかかること
- 競争激化、規制強化、技術革新の加速によって優位性が揺らぐ可能性があること
スマートシティにおける競合
- KDDI(9433):5G通信や位置情報データを持ち、スマートシティの通信基盤やトヨタ連携を巡って競合しやすいため
- ソフトバンク(9434):PayPay、LINE、Yahooなどの顧客接点を強みに、都市向けデジタルサービスやプラットフォームで競合しやすいため
NTTデータグループ(9613)
スマートシティにおける役割
都市OSや行政・交通データ連携の基盤を担う
スマートシティにおける強み
- 官公庁・自治体向けの大規模な社会インフラシステム構築実績がある
- 公共性の高い案件で培った信頼性が強みになっている
- 特定メーカーに縛られないマルチベンダーとしての柔軟性がある
- 公共・社会基盤領域で政策提言から実装まで一気通貫で関われる
スマートシティにおけるリスク
- スマートシティ事業ではサイバーセキュリティリスクがある
- 住民データや都市データを扱うためプライバシー保護のリスクがある
- 都市全体のデジタル基盤を担うことで、システム停止や障害による継続性リスクがある
スマートシティにおける競合
- 富士通(6702):自治体向けソリューションや都市OSでスマートシティ領域の競合とされている
- NEC(6701):生体認証や5Gなどを含むスマートシティ関連技術で競合しうる
- 日立製作所(6501):公共性の高い案件や社会インフラ領域でNTTデータと比較される競合
- アクセンチュア:スマートシティやDX案件でSIer・ITコンサルとして競合する
IHI(7013)
スマートシティにおける役割
スマートシティ実現に向けた技術提案企業として挙げられている
スマートシティにおける強み
- 重工業で培った橋梁・水門・パーキングシステムなどの物理インフラ技術と、デジタルプラットフォームを融合できる
- IoT基盤ILIPSなどを通じて、装置・設備の稼働データを活用したモニタリングやCO2排出量/削減量の算出・環境価値化に取り組める
- LiDARや交通流データ、ドローン、自動運転モビリティ連携など、スマートシティ向けのモビリティDX実証を進めている
スマートシティにおけるリスク
- LiDARや自動運転モビリティ、ドローン連携など高度な技術の安全性・運用安定性が課題になりやすい
- スマートシティで扱う交通・設備データのセキュリティやプライバシー保護への対応が必要
- グループ子会社の不適切行為に関する記載があり、ガバナンス面の懸念につながりうる
スマートシティにおける競合
- 日立製作所(6501):スマートシティ領域で、重電・ICTを組み合わせた都市インフラやデータ活用を展開する競合
- 三菱重工業(7011):重工業メーカーとして、社会インフラや都市基盤の技術提供で競合
- 東芝(6502):大手重電メーカーとして、スマートシティ向けのインフラ・制御・デジタル領域で競合
- NTT(9432):ICT・通信基盤を強みに、スマートシティのデータ連携や都市OSで競合
- NEC(6701):ICT・通信大手として、スマートシティのデータ解析や都市向けソリューションで競合
清水建設(1803)
スマートシティにおける役割
都市開発・建設面でスマートシティに関わる
スマートシティにおける強み
- 建物単体の最適化にとどまらず、都市OSを基盤にしたデータ駆動型のまちづくりを自社主導で展開できる
- 自社開発の建物OS「DX-Core」やデータプラットフォームを核に、デジタルゼネコンとしての立ち位置を強めている
- 豊洲スマートシティなどの大規模プロジェクトで、都市デジタルツインや次世代まちづくりの実装経験がある
- レジリエントなまちづくりや健康・活躍を支える都市像を掲げ、スマートシティの思想面でも訴求できる
スマートシティにおけるリスク
- スマートシティ開発は初期投資が大きく、投資回収に時間がかかる不確実性がある
- 建設後の運用フェーズで優先発注が保証されず、収益の継続性にリスクがある
- 建設業界全体の人手不足と労務費上昇が利益を圧迫する
- スーパーゼネコン各社との競争が激しく、差別化が課題になりやすい
- スマートシティ特有のプライバシー侵害、データ独占、サイバー攻撃などの懸念がある
スマートシティにおける競合
- 鹿島建設:同じスーパーゼネコンとして、スマートシティやデジタルゼネコン領域で競合しやすい
- 大林組:同じスーパーゼネコンとして、都市開発やスマートシティ案件で競合しやすい
- 竹中工務店:同じスーパーゼネコンとして、スマートシティや大規模都市開発の受注を争う
TIS(3626)
スマートシティにおける役割
スマートシティ向けのIT基盤やシステム連携を担う
スマートシティにおける強み
- 決済・金融領域での実績が厚く、クレジットカード決済システムで高いシェアを持つ
- ミッションクリティカルな金融システム開発で培った高度な実現力がある
- 住民ID連携の決済基盤やデジタル地域通貨など、生活密着型のデータ利活用に強い
- 札幌市、会津若松市、門真市などでスマートシティ推進の取り組み実績がある
スマートシティにおけるリスク
- データ利活用とプライバシー保護のバランス確保が必要
- スマートシティ向けシステムでは安全性・セキュリティ確保が重要
- サイバー攻撃やネットワーク障害への対応が事業継続上の課題になりうる
スマートシティにおける競合
- NTTデータ(9613):大規模な社会インフラや公共領域のIT実績を持つ大手SIerとして競合しやすい
- 日立製作所(6501):スマートシティや社会インフラ構築で競合しやすい大手IT企業
- NEC(6701):公共・社会インフラ向けのITや顔認証などの分野で競合しやすい
- 富士通(6702):大手SIerとして公共・社会インフラ案件で競合しやすい
- ソフトバンク(9434):通信キャリアとしてスマートシティ分野で競合対象になりやすい
ゼンリン(9474)
スマートシティにおける役割
地図・位置情報データでスマートシティを支える
スマートシティにおける強み
- 全国を網羅する高精度・高鮮度な地図データを持つ
- 自社調査網による詳細な地図更新・整備力がある
- 建物レベルの住宅地図データを保有している
- 屋内地図や3D地図など、スマートシティに必要なデータを提供できる
スマートシティにおけるリスク
- AIやIoT、自動運転などの技術革新への追従が遅れるリスクがある
- 地図データの正確性維持とセキュリティ確保が重要なリスクとなる
- スマートシティ事業の収益化・マネタイズが課題となる
- 位置情報サービス分野での競争激化や特定取引先への依存がリスクとなる
スマートシティにおける競合
- 昭文社ホールディングス(9475):国内地図出版やGIS分野でゼンリンと競合するため
- Google:Google Mapsやビジネス向けAPI、都市シミュレーション分野で競合するため
- ダイナミックマップ基盤:自動運転向けの高精度3次元地図基盤の領域で競合するため
三菱地所(8802)
スマートシティにおける役割
都市開発やエリアマネジメントを通じてスマートシティを推進
スマートシティにおける強み
- 丸の内という大規模な実証フィールドを保有している
- 大手町・丸の内・有楽町地区で培ったエリアマネジメントのノウハウがある
- 120ヘクタール規模の面的な展開を活かし、協創施設やコミュニティを共同利用できる
- 都市OSやAIコンシェルジュ、スマートホームなどのスマートシティ関連施策を進めている
スマートシティにおけるリスク
- 街の行動データを横断活用するため、データプライバシー保護が重要になる
- サイバー攻撃や情報漏洩などシステムセキュリティ上のリスクがある
- AI活用に伴う信頼性や、個人情報の適切な取り扱いが課題になる
スマートシティにおける競合
- 三井不動産(8801):柏の葉スマートシティなどで先行しており、同じ総合デベロッパーとしてスマートシティ開発で競合する
三井不動産(8801)
スマートシティにおける役割
スマートシティ型の街づくりや大規模開発を担う
スマートシティにおける強み
- 公・民・学の連携体制を活かした街づくりを進めている
- 建物などのハードとサービス・コミュニティなどのソフトを融合した「経年優化」の街づくりが強み
- 柏の葉スマートシティを旗艦プロジェクトとして、新産業創造・健康長寿・環境共生の実証を進めている
- 都市OSの共同利用や分散電源の地域融通など、スマートシティの仕組みづくりで先行している
スマートシティにおけるリスク
- 個人情報の取り扱いとプライバシー保護への対応が必要
- スマートシティ開発には莫大な投資コストがかかり、収益性の確保が課題
- サイバー攻撃により都市機能が停止するリスクがある
スマートシティにおける競合
- 三菱地所(8802):同じ大手総合デベロッパーで、大規模再開発やスマートシティ型の街づくりで競合しやすい
- 住友不動産(8830):大手不動産デベロッパーとして、再開発や都市開発で三井不動産と比較対象になりやすい
- 野村不動産(3231):大手デベロッパーとして、コンパクトシティや街づくり分野で競合しやすい
東急不動産ホールディングス(3289)
スマートシティにおける役割
エリアマネジメントや街区開発でスマートシティを推進
スマートシティにおける強み
- デジタルとリアルの融合を軸にしたスマートシティ推進力がある
- グループ一体で価値創造を進める体制がある
- 広域渋谷圏や竹芝地区などでスマートシティの実装事例を持つ
- リアルタイムデータ活用やエリアマネジメントと連動した街区価値向上の取り組みがある
スマートシティにおけるリスク
- データ管理とセキュリティへの対応が必要
- 多額の投資コストがかかる
- 自治体や企業などステークホルダーとの合意形成が難しい
- スマートシティ推進に必要な人材の確保・育成競争がある
スマートシティにおける競合
- 三井不動産:柏の葉スマートシティなどを展開し、同じ大手総合デベロッパーとしてスマートシティで競合する
- 三菱地所:丸の内エリアのデジタル活用やエリアマネジメントを進め、都市価値向上の面で競合する
- 住友不動産:オフィスビルのスマート化や効率的な都市運営の面で競合する
- 野村不動産:住宅開発を含む大手総合デベロッパーとして、スマートシティ関連で比較対象になりやすい
ミライト・ワン(1417)
スマートシティにおける役割
通信・インフラ整備を通じてスマートシティを支援
スマートシティにおける強み
- 通信建設で培った高度な技術力がある
- 企画・設計から施工・運用までをワンストップで担えるフルバリュー型モデルを持つ
- 国際航業や西武建設などグループ企業の専門性を融合し、都市構想から実装・保守まで対応できる
- 通信インフラに加えて、エネルギーインフラやスマートマイクログリッド、ローカル5G、デジタルツインなどを組み合わせた提案ができる
スマートシティにおけるリスク
- サイバーセキュリティリスクがある
- プライバシー保護への対応が必要
- 事業の収益性が課題になりやすい
- スマートシティの社会的受容性に左右される
- 受注前の案件リスクや不採算案件の発生リスクがある
スマートシティにおける競合
- コムシスホールディングス:通信インフラの設計・施工で競合し、都市インフラやDX領域にも事業を広げているため
- エクシオグループ:通信建設業界の競合であり、都市基盤整備や環境・エネルギー、システム統合にも関わるため
KDDI(9433)
スマートシティにおける役割
5G・IoT基盤や位置情報ビッグデータで都市OSや人流解析を支える
スマートシティにおける強み
- 固定・移動・グローバルの通信3基盤を持つ国内唯一の通信キャリアであること
- AI・データ分析による都市シミュレーションや人流分析に強みがあること
- GEOTRAやWAKONX SmartCityなど、街データとauデータを活用したスマートシティ支援を進めていること
- JR東日本などとの共創を通じて、まちづくりの実証・展開を進められること
スマートシティにおけるリスク
- 人流データや都市OSを扱うため、サイバーセキュリティ上のリスクがあること
- データ活用が前提のため、プライバシー侵害の懸念があること
- スマートシティの基盤障害が都市機能停止につながるリスクがあること
スマートシティにおける競合
- NTTグループ:同じく通信基盤とデータ利活用を軸にスマートシティ領域で競合とされているため
- ソフトバンク:同じく通信基盤とデータ利活用を強みにスマートシティ分野で競合とされているため
- トヨタ自動車:街づくりや実証プロジェクトを担う事業会社として、スマートシティ領域で競合または強力なパートナーになり得るため
- 日立製作所:街づくりや都市DXに関わる事業会社として、スマートシティ領域で競合または強力なパートナーになり得るため
楽天グループ(4755)
スマートシティにおける役割
通信網、キャッシュレス決済、ECデータを活用してスマートシティを支援する
スマートシティにおける強み
- 楽天エコシステムを基盤に、通信・金融・ECを一体で提供できる
- 1億以上の楽天会員IDを活用したデータ収集・分析・活用力がある
- 自治体DX、人流分析、地域経済活性化、完全キャッシュレス施策などを横断的に推進できる
スマートシティにおけるリスク
- 携帯電話事業の赤字負担が大きく、スマートシティ向け投資やインフラ維持に影響しうる
- 通信・決済・エネルギーなどの統合度が高く、1つのサービス障害が都市機能全体へ波及するおそれがある
- プライバシー侵害、サイバー攻撃、ネットワーク障害などの技術・セキュリティリスクがある
スマートシティにおける競合
- NTT:通信メガキャリアとして、スマートシティの通信インフラや自治体DX支援で競合する
- ソフトバンク:スマートシティ事例や都市開発支援で、通信基盤とデジタル活用の面で競合する
- KDDI:位置情報や通信インフラを生かしたスマートシティ開発支援で競合する
NECキャピタルソリューション(8793)
スマートシティにおける役割
スマートシティ官民連携プラットフォームに参画する
スマートシティにおける強み
- ICT知見とリース・ファイナンス、投資、アドバイザリーを組み合わせた独自のビジネスモデル
- NECグループ由来のICTをはじめとする技術・知見・実績を活用できること
- 金融機関、ディベロッパー、オペレーターとの連携でアセット確保を進められること
スマートシティにおけるリスク
- 2024年10月の資本異動でNECグループとの関係が変化しており、NECの業績動向や戦略変更の影響を受ける可能性があること
- スマートシティは実証実験止まりになりやすく、社会実装と長期的な収益化が難しいこと
スマートシティにおける競合
- NTT株式会社:自治体向けのスマートシティ関連サービスや都市向け基盤の提供で競合しやすいため
- NTTドコモビジネス:スマートシティ事例やデータ利活用基盤を提供しており、同テーマの比較対象になりやすいため
日本工営(コード不明)
スマートシティにおける役割
スマートシティ官民連携プラットフォームに参画し、都市計画やインフラ整備に関与する
スマートシティにおける強み
- 土木・インフラの専門知識とデジタル技術を融合し、上流工程から事業化まで一気通貫で推進できる
- 交通計画、MaaS、自動運転、交通ビッグデータ活用など交通政策・都市開発の実績がある
- アジア・アフリカを含む海外でスマートシティ関連の取り組みを展開している
スマートシティにおけるリスク
- 自治体の補助金や実証実験に依存しやすく、民間事業として自走する収益モデルの確立が難しい
- センサーやネットワーク整備など初期投資が大きく、投資回収が長期化しやすい
- データ連携基盤や制度・標準化の整備が不十分だと事業化が進みにくい
- 監視によるプライバシー侵害やデータ独占への懸念で社会的受容を得にくい
- サイバー攻撃やネットワーク障害など技術・セキュリティ面のリスクがある
スマートシティにおける競合
- 建設技術研究所:都市計画やインフラ設計、マスタープラン策定の段階で直接競合する建設コンサルタント
- パシフィックコンサルタンツ:交通インフラや都市再生のプロジェクトで日本工営と競合する建設コンサルタント
- 八千代エンジニヤリング:水インフラや廃棄物処理などスマートシティ要素技術で競合する建設コンサルタント
- NTTグループ:スマートシティのデータ連携基盤や通信・ICT基盤の実装で競合する
- 日本無線株式会社:スマートシティの実現に向けた技術提案の分野で比較対象になりやすい
- 日本ユニシス株式会社:スマートシティの実現に向けた技術提案の分野で比較対象になりやすい
スマートバリュー(9417)
スマートシティにおける役割
自治体向け情報プラットフォームやスマートシティ実証を担う
スマートシティにおける強み
- 行政のデジタル化(GovTech)と移動のデータ化(Mobility)を組み合わせて、スマートシティの社会実装まで落とし込める
- 自治体向けクラウドサービスのノウハウを活かした「Open-gov Platform」やオンライン市役所機能を持つ
- Mobility向けIoT・テレマティクスサービスを商用展開してきた実績がある
スマートシティにおけるリスク
- スマートシティ推進ではプライバシー侵害のリスクがある
- サイバー攻撃により都市機能が停止するリスクがある
- スマートシティ事業は持続的な資金確保が難しい
スマートシティにおける競合
- 日本電気(6701):都市OSや顔認証技術を活用したスマートシティ基盤で、自治体向けスマートシティ事業の競合になる
- 富士通(6702):「Fujitsu Uvance」を中心にデータ利活用による社会課題解決を展開し、自治体DX・スマートシティ領域で競合する
- 日立製作所(6501):インフラ制御技術とITを組み合わせた社会インフラ・都市向けソリューションを提供し、スマートシティ分野で競合する
シーティーエス(4345)
スマートシティにおける役割
測量計測システムやスマートハウスで建設DXを支援する
スマートシティにおける強み
- 建設業界に特化した建設ICT(建設DX)の専門企業で、スマートシティのインフラ整備段階に強い
- 測量、施工管理、遠隔監視などをワンストップで提供できる
- 建設現場の生産性向上や現場業務支援の知見がある
スマートシティにおけるリスク
- スマートシティ関連ではサイバーセキュリティの脆弱性リスクが大きい
- プライバシー侵害やデータ管理への懸念がある
- システム障害が起きると都市機能の停止や広範な影響につながる
- IoT機器やセンサーの増加により攻撃対象が広がる
スマートシティにおける競合
- アンドパッド:建設現場向けのITソリューションや現場管理クラウドを提供し、建設DX支援領域で競合する
アステリア(3853)
スマートシティにおける役割
スマートシティ関連のデータ連携・IoT基盤を担う
スマートシティにおける強み
- ASTERIA Warp により、ノーコードで異なるシステムを迅速かつ低コストに連携できる
- スマートシティの「データ連携基盤(都市OS)」構築に役立つ
- Gravio でAIとIoTを組み合わせ、センサー情報を解析してリアルタイム管理に活用できる
スマートシティにおけるリスク
- スマートシティ関連ではサイバーセキュリティ対策が重要なリスクになる
- 住民データや現場データを扱うため、プライバシー保護への対応が必要
- データ連携基盤としてシステムの可用性確保が求められ、障害時の影響が大きい
スマートシティにおける競合
- NTTデータ(AnyTrim):スマートシティ内の多様なシステムをつなぐデータ連携基盤として競合する
- セゾン情報システムズ(DataSpider Servista):ASTERIA Warpと国内市場でシェアを分けるノンプログラミング型データ連携ツールとして競合する
- Salesforce(MuleSoft):大規模なiPaaSとして、スマートシティ向けのシステム連携で競合する
大和ハウス工業(1925)
スマートシティにおける役割
大規模なスマートシティ開発や住宅・街区整備を担う
スマートシティにおける強み
- 住宅・商業施設・物流施設・ホテルまでを単独でカバーできる総合力がある
- スマートシティで都市機能を統合・最適化するエネルギーマネジメント技術を持つ
- まちづくりの実績とノウハウを次の事業に展開できる
- 土地活用のノウハウを活かして全国展開している
スマートシティにおけるリスク
- ネットワーク障害やサイバー攻撃で都市機能が停止するリスクがある
- IoTやセンサーで集める生活データの扱いでプライバシー侵害の懸念がある
- スマートシティの導入・維持に莫大なコストがかかる
- 収益化までに長期間を要しやすい
スマートシティにおける競合
- 積水ハウス(1928):スマートシティのハウスメーカー系競合として最大のライバルと記載されている
- パナソニック ホームズ:スマートHEMSなどのエネルギー管理技術を強みに持つハウスメーカー系競合として挙げられている
- NTT(9432):スマートシティの会社として挙げられており、IT・通信基盤の領域で比較対象になりやすい
積水ハウス(1928)
スマートシティにおける役割
ZEHやスマートホームを起点に街づくりを進める
スマートシティにおける強み
- 「3電池」技術により、停電時でも電力を確保しやすい
- 「SLOW & SMART」やスマートコモンシティで、街全体の省エネ・創エネを追求している
- IBMとの連携など、家と社会をつなぐ次世代プラットフォーム構築を進めている
- 技術力・施工力・顧客基盤が強い
スマートシティにおけるリスク
- 高価格帯で、スマートシティ物件は初期費用が高額になりやすい
- 導入した技術が陳腐化するリスクがある
- プライバシーやセキュリティへの懸念がある
スマートシティにおける競合
- 大和ハウス工業(1925):スマートシティ/スマートコミュニティの大規模複合開発や街全体のエネルギー管理で競合
- パナソニック ホームズ(1920):家電・設備機器のIoT化や街全体のEMSを含むスマート住宅・まちづくりで競合
- トヨタホーム:スマートシティ分野の比較対象として挙げられており、スマート住宅・スマートコミュニティで競合
大林組(1802)
スマートシティにおける役割
都市インフラや次世代交通を含むスマートシティ構想を推進する
スマートシティにおける強み
- ゼネコンとしての「建てる力」をスマートシティに活かせる
- 独自のデータエコシステムとAIでエリアダッシュボードを構築できる
- 生活者(ウェルビーイング)視点のまちづくりを打ち出している
- スマートエネルギーシステムや実証実験など、技術実証の実績がある
スマートシティにおけるリスク
- IT・ソフトウェアの運用保守経験が不足しやすい
- データ活用に伴うプライバシー・セキュリティ問題がある
- 物価上昇に伴う開発・運営コストの増加リスクがある
- 政策変更など外部環境の変化の影響を受けやすい
スマートシティにおける競合
- 清水建設(1803):同じスーパーゼネコンとして、スマートビル・街づくりや独自プラットフォームで競合する
- 鹿島建設(1812):AIやデジタルツインを活用した建設DXとスマートシティ実証で競合する
- 大成建設(1801):脱炭素技術やBEMS/CEMSを軸にしたスマートシティ提案で競合する
- 竹中工務店:健康やウェルビーイングを掲げたまちづくりで競合する
野村不動産ホールディングス(3231)
スマートシティにおける役割
エリアマネジメントとデジタル技術を組み合わせた街区開発を行う
スマートシティにおける強み
- 開発から管理まで自社グループで完結する「製・販・管一貫体制」を持つ
- 住む人・働く人の時間に寄り添う「個・人起点」の街づくりを強みとする
- メタバースを使ったモデルルーム見学や不動産AI査定など、DX活用を進めている
- 安定した財務基盤、長年の開発実績、多くの人との接点を持つ顧客基盤がある
スマートシティにおけるリスク
- 地震・台風などの自然災害や火災・テロへの対応が必要
- 感染症の拡大やシステム障害などが事業継続のリスクになる
- 気候変動、天然資源の枯渇、水資源不足、生態系の崩壊への対応負荷がある
- スマートシティ推進ではガバナンスやリスクマネジメントの高度化が求められる
スマートシティにおける競合
- 三井不動産:大手総合デベロッパーとして、街づくり・スマートシティ開発で比較対象になりやすい
- 三菱地所:大手総合デベロッパーとして、都市開発やエリアマネジメントで競合しやすい
- 東急不動産ホールディングス:大手総合デベロッパーとして、住宅・都市開発を含むスマートシティ領域で競合する
- 住友不動産:大手総合デベロッパーとして、不動産開発と街づくりの領域で競合する
- NTT株式会社:スマートシティに関わるIT・通信基盤を担う企業として競合対象になりやすい
- 東京電力ホールディングス:スマートシティの都市インフラやエネルギー分野で競合しうる
大成建設(1801)
スマートシティにおける役割
AI・IoTを活用したスマートビルや街づくりを推進
スマートシティにおける強み
- 「シン・デジタルツイン」を軸にした高度な都市シミュレーション・都市管理力
- スーパーゼネコンとして培った市街地再開発の豊富な実績
- 西新宿などで5Gや先端技術を活用したスマートシティ実証を進めている
- 自治体や他社と連携し、スマートビルや自動運転などの社会実装を進められる
スマートシティにおけるリスク
- 建物情報や都市データを統合管理するため、サイバーセキュリティリスクがある
- 先端技術の実証・運用に伴う技術的・運用的リスクがある
- 近年の不祥事に起因する信頼性・経営基盤への影響がある
スマートシティにおける競合
- 鹿島建設:同じスーパーゼネコンで、スマートシティ案件の都市開発・施工受注を争う
- 大林組:同じスーパーゼネコンで、スマートシティ案件の受注競合になりやすい
- 清水建設:同じスーパーゼネコンで、都市開発・再開発を含むスマートシティ領域で競合する
- 竹中工務店:同じスーパーゼネコンとして、スマートシティの建設・開発案件で競合する
鹿島建設(1812)
スマートシティにおける役割
先端技術を導入した大規模スマートシティ開発に参画
スマートシティにおける強み
- デベロッパー機能と建設機能を併せ持ち、設計・施工から施設運営まで一貫して手がけられる
- HANEDA INNOVATION CITYなど、スマートシティの実装・開発・運営の具体的な実績がある
- DX、ロボティクス、建設デジタルツインなど先端技術の活用力が強い
スマートシティにおけるリスク
- スマートシティで扱う膨大なパーソナルデータに関するサイバー攻撃や管理ミスのリスクがある
- 監視によるプライバシー侵害やデータ独占への懸念がある
スマートシティにおける競合
- 清水建設(1803):同じスーパーゼネコンとして、建設・開発力を基盤にスマートシティのデジタル化を進める競合
- 大林組(1802):同じスーパーゼネコンとして、省エネや持続可能な街づくりを強みにスマートシティ領域で競合
戸田建設(1860)
スマートシティにおける役割
スマート農業や地方創生型スマートシティに取り組む
スマートシティにおける強み
- ゼネコンとしての建設技術に、再生可能エネルギー・農業・デジタル技術を融合できる
- SECC(Smart Energy Complex City)構想を通じた自律分散型・レジリエントなまちづくりの実装力がある
- 官民連携のスマートシティ案件を進めており、地域価値向上や地方創生と結びつけやすい
- 建設現場の自動化や施設情報の一元化など、DX・省人化の知見がある
スマートシティにおけるリスク
- スマートシティではサイバー攻撃やシステム障害が都市機能の停止に直結するリスクがある
- 住民データの収集・活用が進むことで、プライバシー侵害やデータ独占への批判が生じる可能性がある
- 先端技術の導入・維持にかかるコストが増大しやすい
- スマートシティ事業は建設業・事業運営上のリスクも抱える
スマートシティにおける競合
- 前田建設工業(インフロニア・ホールディングス):同じ準大手ゼネコンとして、インフラ運営や広域のスマート化で競合するため
- 安藤ハザマ:同じ準大手ゼネコンとして、スマートシティ化を推進する競合とされているため
技研製作所(6289)
スマートシティにおける役割
地下インフラ施工や防災インフラに強み
スマートシティにおける強み
- 独自の圧入技術(サイレントパイラー)を核に、都市部での省スペース施工に強い
- 既存の建物やインフラを壊さずに地下空間を活用でき、スマートシティのまちづくりに結びつく
- 高精度・省スペース施工の実績があり、機械式駐車場やEVエコパークなど都市空間の有効活用に展開できる
- DX認定事業者として、DX推進の取り組みがある
スマートシティにおけるリスク
- スマートシティ関連事業ではサイバーセキュリティへの脆弱性がリスクとなる
- 初期投資と維持コストが大きくなりやすい
- プライバシー保護の難しさがある
- 監視やデータ利用に関する懸念がスマートシティ全体の導入障害になりうる
スマートシティにおける競合
- 日本信号:自動駐輪システムを展開しており、スマート駐輪・駐車場分野で競合する
- JFEエンジニアリング:サイクルツリーなどの自動駐輪場を提供しており、都市空間の有効活用で競合する
- THK:省スペースな駐輪・保管システムで競合することがある
日本国土開発(1887)
スマートシティにおける役割
道路・造成などの国土強靭化関連工事
スマートシティにおける強み
- 建設・エネルギー・デジタルを統合したスマートシティ開発力がある
- 再生可能エネルギー事業を自社で保有・運営し、エネルギーの地産地消型のまちづくりができる
- ICTを活用した自動化・省人化の技術を活かせる
- 防災集団移転事業など、災害に強いまちづくりの実績がある
スマートシティにおけるリスク
- 建設業界の2024年問題による労働力不足や人件費高騰が事業進捗と収益性に影響する
- スマートシティ関連のインフラ整備、R&D、DX投資で初期コストが膨らみやすい
- プライバシー侵害やデータ独占、サイバー攻撃、ネットワーク障害などのスマートシティ固有のリスクがある
- セキュリティとレジリエンシーの確保が不可欠で、対応不足だと導入が進みにくい
スマートシティにおける競合
- 三井不動産:スマートシティプロジェクトを進める大手デベロッパーとして比較対象になりやすい
- 清水建設:スマートシティー争奪戦で取り上げられるデジタルゼネコンの競合として比較される
- NTTドコモ:スマートシティの会社として挙げられており、データ活用や通信基盤で競合しうる
- NTT株式会社:スマートシティの会社として挙げられており、通信・データ基盤を軸に競合しうる
ウェザーニューズ(4825)
スマートシティにおける役割
気象データを活用した防災・都市運用支援
スマートシティにおける強み
- 超高精度な独自観測インフラを持ち、都市の微細な気象変化を捉えられる
- 市民参加型のリアルタイム・ビッグデータを活用できる
- 解析力を強みに、防災・インフラ維持・住民の健康管理など都市運営向けソリューションに展開できる
- ソラテナProによる1分毎観測やEAGLEレーダーなどの技術を活かせる
スマートシティにおけるリスク
- スマートシティ運用上の構造的課題として、データの扱いやシステム維持の難しさがある
- 気象災害リスクの予測・可視化領域では、雨量予測のブレ幅など予測の不確実性が残る
スマートシティにおける競合
- 日本気象協会(tenki.jp):高精度な気象予測・気象情報サービスで競合しやすい
BIPROGY(8056)
スマートシティにおける役割
自治体向けスマートシティ基盤やエネルギーマネジメントを提供
スマートシティにおける強み
- 異業種・多分野を横断するデータ連携基盤を持つ
- PlanetCrossなどで交通・医療・エネルギーをつなぐスマートタウン基盤に強い
- 地域社会の課題解決に寄り添う共創力がある
- 会津若松市や柏の葉スマートシティなどでの実績がある
スマートシティにおけるリスク
- データ流通における安全性の確保が課題
- 個人データを扱うためプライバシー保護リスクがある
- 都市OSの持続可能性に不確実性がある
スマートシティにおける競合
- NEC(6701):都市OSやスマートシティ向けデータ連携基盤の構築で競合する大手SIer
- 富士通(6702):パーソナルデータ利活用や都市最適化の領域で競合する大手ITベンダー
サイバーエージェント(4751)
スマートシティにおける役割
都市DX、住民サービス、自治体広告のデジタル化を推進
スマートシティにおける強み
- 広告事業で培った高いデジタル技術力がある
- 自治体・官公庁の課題解決に直結させる専門組織の機動力がある
- 観光情報発信、チャットボット、RPAなど自治体DXの実装経験がある
スマートシティにおけるリスク
- 直接的な都市インフラ構築よりも自治体DXや不動産活用が中心で、スマートシティの中核領域では相対的に弱い可能性がある
- スマートシティ案件はセキュリティリスクの影響を受けやすい
- 自治体DX支援は行政側の予算や導入進捗に左右されやすい
スマートシティにおける競合
- NTTドコモ:スマートシティ関連企業として比較対象に挙がっている
- NTT:スマートシティ関連企業として比較対象に挙がっている
- 日本マイクロソフト:地方自治体・地域ベンダーのDX支援で比較される
- デロイトトーマツコンサルティング:自治体DXやデジタルガバメント支援の比較対象として挙がっている
ACCESS(4813)
スマートシティにおける役割
IoT関連技術でスマートシティを支援
スマートシティにおける強み
- 創業以来培った組み込みソフトウェア技術を持つ
- 多種多様なデバイスをつなぐIoTプラットフォーム構築力がある
- 世界トップクラスのWeb Browser技術を持つとされる
スマートシティにおけるリスク
- 不正アクセスによる都市機能の停止リスクがある
- プライバシー侵害のリスクがある
- データ改ざんやIoT機器のマルウェア感染、サイバー攻撃のリスクがある
スマートシティにおける競合
- 日本電気株式会社(NEC):スマートシティのデータ連携基盤や都市OS領域で競合
- 富士通株式会社:都市のデータ収集・分析基盤やデジタルツイン領域で競合
- 日本電信電話株式会社(NTT):スマートシティのデータ連携基盤を推進する競合として挙げられている
建設技術研究所(9621)
スマートシティにおける役割
都市計画や防災、交通最適化などスマートシティの計画策定を担う建設コンサルタント
スマートシティにおける強み
- 日本初の建設コンサルタントとしての豊富な実績がある
- 企画・計画・調査・設計から管理・運営まで一貫対応できる
- インフラとデジタルを融合したまちづくりに強みがある
- 交通・都市事業で自動運転を活用した交通事業支援を提供している
- 水災害リスクマッピングシステム「RisKma」などの技術開発実績がある
スマートシティにおけるリスク
- スマートシティ関連ではサイバーセキュリティ対策が重要課題となる
- プライバシー保護への対応が不十分だと導入・運用上のリスクになる
- 社会インフラの継続性確保が求められ、障害発生時の影響が大きい
- スマートシティ関連の実証や事業化では労働環境の悪化、人材不足、予算不足が制約になりうる
スマートシティにおける競合
- 日本工営:同じ建設コンサルタント大手で、都市計画やインフラ管理、スマートシティ支援で競合する
- パシフィックコンサルタンツ:自治体のスマートシティ推進計画策定支援やモビリティ分野の実証実験で競合する
- 八千代エンジニヤリング:水インフラや都市計画を含む建設コンサルティング領域で競合する
応用地質(9755)
スマートシティにおける役割
地盤・防災情報のデジタル化や自動運転向け路面情報提供を担う
スマートシティにおける強み
- 地質・地盤調査の専門性を基盤に、スマートシティの土台となる地下・地盤領域に強い
- 防災・減災とインフラDXを組み合わせたレジリエントな都市づくりを支援できる
- ハザードマッピングやセンサソリューションで、地滑り・浸水リスクの可視化に取り組んでいる
- BIM/CIMなど建設・まちづくり分野のデジタル活用に取り組んでいる
- 東京海上日動などとの協業実績があり、自治体・企業向けの防災サービス展開につなげやすい
スマートシティにおけるリスク
- 地盤・地質の不確実性に業績や提案の精度が左右されやすい
- スマートシティ関連では、デジタル技術の導入・運用が複雑で、実装面の課題が生じやすい
- 地上のデジタルインフラだけでなく地下の安定性も必要で、見えないリスクへの対応負荷が大きい
スマートシティにおける競合
- 調査結果には明確な記載がありません。
長大(9624)
スマートシティにおける役割
橋梁や道路設計を通じてスマートモビリティや地域活性化を支える
スマートシティにおける強み
- 物理的なインフラ技術と最先端デジタル技術を融合できる
- スマートシティを計画から運営まで一貫して支援できる総合力がある
- ローカル5Gや自動運転を活用した実証実験を主導している
- 量子コンピュータやマイクロデータセンターなど新領域の取り組みがある
スマートシティにおけるリスク
- スマートシティではセキュリティ確保が重要で、管理・運営面の対応が必要
- プライバシー侵害やサイバー攻撃、ネットワーク障害のリスクがある
- 災害時を含むレジリエンシー確保が課題になる
スマートシティにおける競合
- 日本工営:建設コンサルタント国内最大手で、スマートシティやエネルギーマネジメントで競合
- 建設技術研究所:まちづくりや交通計画のDX分野で競合
- パシフィックコンサルタンツ:都市計画や交通政策に強く、自治体向けスマートシティ構想策定で競合
アジア航測(9233)
スマートシティにおける役割
航空測量による3D都市モデルやデジタルツイン構築を支援する
スマートシティにおける強み
- 自社保有の航空機による高精度な空間データ収集力がある
- 空間情報の取得からAI・デジタルツイン解析、活用提案まで一貫して提供できる
- 都市OSやPLATEAU、自治体向け3Dデータ利活用などスマートシティ実装の知見がある
スマートシティにおけるリスク
- スマートシティ事業ではシステムの安全性確保が重要になる
- 空間データや住民関連データを扱うためプライバシー保護の負担が大きい
- データやアプリケーション連携が不十分だと都市OSの実装が進みにくい
スマートシティにおける競合
- パスコ(9232):同じく航空測量やGISを強みとし、スマートシティや地理空間情報活用で競合する
- 国際航業:航空測量やGISを強みとする企業として、スマートシティ分野で競合とされている
まとめ
本記事ではKabuMartの独自調査結果をまとめました。投資の参考にしてみてください。
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