
シキノハイテック
シキノハイテックってどういう会社?
Written by
KabuMart
はじめに
本記事は2026年1月22日現在までの情報に基づく会社紹介記事です。最新の情報はKabuMartの個別企業ページなどから閲覧してください。
シキノハイテックとは
株式会社シキノハイテックは、半導体に関連する領域で「設計・生産・販売・サービス」を行い、自社で製造・販売までの一貫体制を整えている企業です。
シキノハイテックは主に3つの事業を柱としています。
- 電子システム事業:半導体の検査工程で使う装置・治具・検査ボード、テストプログラム、電子機器の受託開発/製造
- マイクロエレクトロニクス事業:アナログ/デジタルLSI設計、FPGA/ASIC設計、IPコア開発、技術者派遣
- 製品開発事業:画像関連の自社製品(産業用組込カメラ・画像処理カメラ等)と画像処理システム開発
電子システム事業
電子システム事業は、半導体製造工場で使われる検査関連機器・装置を扱う事業です。とくに、顧客の製品品質に直結する検査工程の中でも、車載向け半導体部品で重要度が高いとされる検査工程に向けて、バーンイン装置・バーンインボード等を開発/製造しています。
また、半導体周辺機器開発で培った技術を活かして、産業顧客の生産工程向けに検査ボード・専用計測器、さらに各種電子機器の開発・設計・製造も行います。
マイクロエレクトロニクス事業
この事業は、端的に言うと「半導体(LSI)を設計する」事業です。IR情報では、アナログ/デジタルLSI設計とIPコア開発を行い、加えて技術者派遣も行う、とされています。
アナログ系について「回路設計→レイアウト設計→特性評価→(テスト部門連携で)LSIテストプログラム作成」までの一貫体制を構築し、特に高速I/Fと電源ICで設計・評価技術を確立。
デジタル系は「画像処理及び高速I/Fをメインに設計」とされ、用途例としてデジタル家電や車載機器(例:カーナビ)を挙げられます。
また、ASIC開発で培った画像処理技術をベースにオリジナルIPコアを開発し、IPコアのライセンス提供〜周辺回路設計・カスタマイズまで対応可能としています。
製品開発事業
製品開発事業の主要領域として、画像関連機器、CMOSカメラモジュール、画像処理システム、画像処理モジュールを挙げられます。
- 産業用組込カメラ(カメラモジュール+レンズを多数、セミ/フルカスタム)
製品ページでは、産業用途向けのカメラモジュールとレンズを多数揃え、使用環境・画質・コストに合わせて最適な組合せ提案ができ、セミカスタム/フルカスタムも提案から可能、としています。
国内自社工場での一貫生産、小ロット対応、セミカスタム対応、高信頼性と安定供給、品質保証体制なども特徴として明示されています。
- 画像処理カメラ(エッジ側で画像処理を完結、SDK提供も)
画像処理カメラは「カメラ+高速プロセッサ」を一体化したインテリジェントカメラモジュールとしてシリーズ化し、標準ソフトまたは顧客ソフトを実装してエッジデバイス側で画像センシング機能を実現できる、としています。
また、カメラ性能(レンズ/解像度/シャッタ方式)を用途に応じて選択でき、プロセッサ部は信頼性・供給性を考慮しつつ必要リソースに絞ることで小型・低コスト化、と説明されています。
顧客が自社ソフトを組み込む場合はSDKを提供し、企画検討段階〜量産まで課題解決に貢献する、としています。